軽量LinuxのBunsenLabs

Chromium OSで遊んだついでに最近のLinuxの軽量ディストリビューションを試してみた。


BunsenLabs 4


幾つか試す予定だが、まずはBunsenLabs。
Bunsenって日本語でブンセンかしら?って思ったけどロゴがバーナーの炎になっているところを見るとブンゼンだわね。誰でも学校の理科室など見たことがあると思う縦長のテクルバーナーを含むバーナーでブンゼンバーナーってやつね。ブンゼンは人の名前。
旧CrunchBang Linux終了後に後継でやってる1つ。もう1つはCrunchbangplusplus (Crunchbang++)。Crunchbang++も触ってみたかったけどこちらは配布がtorrentだけのようなので試せていない。
対応している最小構成はCPUがx86(世代や周波数は不明)、メモリが1GB、ストレージが10GB。現在のPCでいえば超低スペックだけど、超軽量Linuxと比べるとまぁまぁ程度のスペックを必要としてるかな?ベースはdebianでデスクトップはOpenbox。

ダウンロードしたイメージファイルをDVD-Rなどに焼く。PCにDVD-RをセットしてPCを起動。今回はいきなり「インストール」で起動させる。
インストーラーは最初の画面で言語の選択。日本語を選ぶ、キーボードは「日本語」でOK、非常に特殊な日本語キーボード以外では「日本語」の後に()が付いているのは選ばない(これは多くのLinuxの言語設定で共通)。ここで選択した言語はインストール後のOSにも反映される。ただし、インストーラーではノートPCのタッチパッドが効かなかったので[TAB]と矢印キーで選択という操作になる。インストールしたOSはノートPCのタッチパッドが正常に機能した。

表示は日本語になる(すべてではない)が日本語を入力することはできないので入力メソッドと日本語漢字変換をインストールする必要がある。今回もいつものように入力メソッドはFcitx、日本語漢字変換はMozcを使用することにする。
デスクトップ右クリック→ System→ Synaptic Package Managerを選択してパッケージマネージャを開く。fcitx-mozcを検索してインストール対象としてマーク(依存関係もマーク)→適用ボタンでインストールされる。OS起動時にFcitxを自動起動するための設定は不要。OSを再起動すればFcitxが使用できるようになっている筈。

BunsenLabs 1
BunsenLabsの初起動直後の画面。

BunsenLabs 2
デスクトップのみの画面。右の方にゴチャゴチャあるのは確認してないけどおそらくConky。

BunsenLabs 3
BunsenLabsはWindowsのスタートボタンに相当するアプリケーションランチャーはデスクトップには表示されておらず、デスクトップ上の壁紙が見えている部分で右クリックがそれ。

BunsenLabs 4
デスクトップ右上に表示されるキーボードアイコンを右クリックで設定を行う。FcitxとMozcの両方を設定する。
Fcitxの設定。
上段の「全体の設定」タブを選択。
下段の「ホットキー」タブを選択。
この画面は要するに日本語入力モードに切り替えるキー、英数字入力モードに切り替えるキーを設定するもの。
既に何度か書いてるけど、個人的な好みで日本語モードにするのはスペースキーの2つ右側の「カタカナ/ひらがな」キー、英数字モードにするのは[Esc]の下の[半角/全角]キー。その場合は上の画像のように左下の隅にある「拡張オプションの表示」にチェックをする。「入力メソッドのオンオフ」の右側2つをそれぞれ選択して[Esc]を押して「空」という状態にする。画面中段にある「入力メソッドをオンに」の1つを選択して「カタカナ/ひらがな」キーを押す。(Hiraganakatakanaという表示になる)
「入力メソッドをオフに」の1つを選択して[半角/全角]キーを押す。(Zenkakuhankakuという表示になる)
一部(多く?)の人達は日本語モードにするのも英数字モードにするのも[半角/全角]キーを好むかも、その場合は初期値のままで良い。

BunsenLabs 5
Mozcの設定。「がとらぼ」の中の人は絶滅危惧種の「かな入力派」なので「かな入力」に切り替える必要がある。殆どの人は初期値の「ローマ字入力」から変更する必要はない。この画面では設定を変更したら最下段の[Apply][OK]を押す。

BunsenLabs 6
標準で入っているエディタ(メモ帳)のGeanyの画面。
文字が大きいのはフォントを初期値よりも2倍以上大きい状態にしてるから。もちろん日本語も使える。

BunsenLabs 7
標準ブラウザはFirefox。まだFirefox用の追加言語の日本語を入れていないのでFirefoxのメニューやメッセージは英語表示。ただし、日本語入力はできるしウェブサイトの日本語も正常に表示される。

BunsenLabs 8
ファイルマネージャーには特に変なところはない。左下のネットワークフォルダ追加でWindows共有が利用可能。正常に他のホストのフォルダ・ファイルを参照・読み取り・書き込みできた。

BunsenLabsは問題らしい問題を感じない出来のよう。大きめのアプリを起動しようとするとメモリに余裕があるのに何故か少し起動までだいぶ待たされることがあるのが気になったくらい。

今回使用したのは前回Chromium OSを動かしたのと同じ6年前に新品で23000円という低価格で購入したノートブックに毛の生えた程度のノートPC(Acer Aspire E1-531-H82C)。Celeron B820というローエンドCPUを搭載。ただしメモリだけは8GB。
この超低スペックのノートPCでも快適だった。

Chrome OS (Chromium OS)を触ってみた

がとらぼの中の人が持ってるPCは超省電力タイプのクソ遅いのばかりなのでWindowsを動かすとイライラする。Windowsそのものも気に入らないところが多いし。それで最近は個人的なマシンには特別に用があるとき以外はWindowsを入れないことにしている。サーバーではなく個人で常用するのはLinuxが多いが、違うのもときどき試したりしている。今回は以前からホンの少しだけ興味があったChrome OSに挑戦。
俗に言うChrome OSはGoogleがChromebook(クロームブック)用に提供しているGoogle Chrome OSとPCなどで利用できるオープンソース版のChromium OSがある。今回はPCで動かすつもりなのでChromium OSになる。
Chrome OSは2年ほど前からAndroidのアプリも使えるようになっているのでAndroidアプリが良いか悪いかは置いといて少なくともアプリが全く無いから何もできないというのはなさそう。なお、これはChromium OSには現状は当てはまらない?

Chromium OSの入手

ArnoldTheBats World of Whimsy
https://arnoldthebat.co.uk/

Download
https://chromium.arnoldthebat.co.uk/

dailyは毎日最新のソースから自動ビルドしたものが提供される。最新だけど迂闊な変更によるバグが混じるかもよ。
weeklyは毎週提供される。週毎であってもバグは混じるかもというのは同じ筈。
specialはデバイスドライバが追加されたもので2〜3ヶ月毎に提供されるみたい。

specialで追加されるもの
  • Google Drive support
  • Enterprise Enrolment
  • Spelling API support
  • Broadcom STA wireless drivers
  • Full Linux firmware deployment
  • 4.4 kernel
  • Better Webcam support
  • Enhanced Radeon/Intel Graphics Support
  • Additional Wireless device support.

自分のPCとの適合具合がよく解らんかったらspecialを選んでおけば良さげ?
ファイルリストはファイル名でソートされていると並びがあまり良くないので日付でソートしてファイル名にSpecialが付いているものの最新のを貰う。ファイル名にVanillaが付いてるのはdailyとweeklyらしい。

neverware CloudReady
https://www.neverware.com/
Home Editionは無料で使えるみたい。education & enterprise版は3ヶ月の試用ができるみたい。

Chromium OS Canalビルド
https://canal.idletime.be/
日本人の方がやってるみたい。ウェブサイトが日本語なので英語が苦手な人も安心して訪問できる?

他にもビルドしたのを提供している人はいる筈なので探せばもっとあると思うけど、さっと検索して見つけたのは上の3つ。以前は提供してたけどやめちゃったとか更新してないというのもチラホラ。

オープンソースなんだから腕に自慢があれば自分でビルドするというのもアリ。

Chromium OSのインストール

今回はArnoldTheBatsのspecialを入れてみた。
ダウンロードしたファイルは7z(セブンゼット)なのでWindowsではそれを解凍できるアプリが必要。いまどきのLinuxならおそらく標準で対応していると思うのでそのまま解凍するだけ。
解凍したらUSBメモリに焼く。Specialだとイメージファイルが8.2GBなので16GBのUSBメモリが良さそうかな。

Chromium OSを使ってみる 1
今回はイメージファイルのUSBメモリの書き込みにはEtcherを使った。というか最近はこればかり。WindowsでもLinuxでもmacOSでも同じ使い勝手でシンプルなのが良いよね。

Chromium OSをインストールしたいと思っているPCにイメージを焼いたUSBメモリを挿してPCを起動する。このイメージはインストールモードで起動するわけではなくUSBメモリで動くライブモードで起動する(OSのお試しモード)。
OSが起動してからはAndroid OSの初期設定とまったく同じ。Wi-Fiの接続設定をしてGoogleアカウントでログインする。USBメモリ上で動くライブモードなので動作はトロくてもChromuim OSを十分に味わえる筈。なお、ここでアカウントを設定してもそれはUSBメモリのライブモード用の設定であってこの後にHDD/SSDにインストールしても設定した情報は引き継がれない。HDD,SSDにインストールしたらそちらでも再度初期設定を行うことになる。

PCのハードディスクにインストール
ライブモードでChromium OSが起動した状態(デスクトップ画面)で[Ctrl] + [Alt] + [F2]を押すとデスクトップが消えてコマンド画面(CLI)になる。
デスクトップ画面に戻るのは[Ctrl] + [Alt] + [←]または[Ctrl] + [Alt] + [F1]

コマンド画面でのログイン
ID: chronos
(Password: password)

ストレージデバイスの確認
chronos@localhost ~ $ ls /dev

表示された中にsdaなどがあればおそらくそれがHDD,SSDの筈。HDD,SSDが1台でUSBメモリを挿してる場合はsdbがUSBメモリかな。一応念為で確認する。

chronos@localhost ~ $ df -i

おそらく/dev/sdb1というのが登場するのでそれがChromuim OSの入っているUSBメモリ。つまりその場合はsdbがUSBメモリデバイス。ls /devで見て他にsdaがあるならそれがHDD,SSDの筈。

ということでHDD,SSDが/dev/sdaであるとしてインストールする。

chronos@localhost ~ $ /usr/sbin/chromeos-install --dst /dev/sda

中略

 This will install from '/dev/sdb' to '/dev/sda'.
 This will erase all data at this destination: /dev/sda
 Are you sure (y/N)? y
y (上の赤字)を押したら後戻りはできない。HDD,SSDのデータは全て消されてChromium OSが書き込まれる。
インストールには数分かかる。
Installation to '/dev/sda' complete.
Please shutdown, remove the USB device, cross your fingers, and reboot.
chronos@localhost ~ $

上の表示が出てインストールが終わったらUSBメモリで起動している現在のChromium OSはシャットダウンする。デスクトップの右下の角のアイコンを左クリックして表示される中にある (電源オフ)を押す。
USBメモリでのシャットダウンが何故か意外と時間かかる。USBメモリにLEDがついているなら点滅が停まるのを確認してからUSBメモリを抜く。

Chromium OSを使ってみる

PCの電源オン。
非力なマシンと速度の遅いHDDでOS起動は約30秒ほど。コールドスタートのようなので30秒なら優秀な方かと。初回起動時はAndroidと同様の初期設定を行う。次回以降はログイン画面が表示される。
Windowsではログインした後に裏でごちゃごちゃ動いて非力なマシンでは使い物にならないくらい動作が遅くなるがChromiumOSではそういうのはない感じ。

Chromium OSを使ってみる 2
壁紙は変更しちゃってるけどそれ以外は初期設定から変更無し。WindowsやLinuxユーザーにとって違和感のないデスクトップ。

Chromium OSを使ってみる 3
OSのバージョンを表示してみた。2018年7月18日時点のArnoldTheBats World of Whimsyのspecial版はバージョン67.0ということらしい。なお、今回使ったマシンはCeleron B820 1.7GHzというローエンド級の糞遅いCPUを搭載したものだが一応64bit対応なのとメモリだけは8GB搭載しているのでそれを活用できる?64bit版をインストールしている。メモリが4GB以下なら32bit版の方が幸せになれるかも。

Chromium OSを使ってみる 4
上の画像はChromium OSインストールから間もない頃のストレージ使用状況。6年前に23000円で購入したノートブックに毛の生えた程度のノートPC(Acer Aspire E1-531-H82C)なのでHDDが300GBしかないのだが、それでもガラ空きでOSは15GBしか使っていない。そして、ストレージにデータを溜めまくるとかストレージにファイルを置きまくらないChrome OS/Chromium OSの特性上おそらく大容量ハードディスクは無駄で、32〜64GB程度の低容量のSSDが合いそう。

ブラウザはChromeのオープンソース版のChromiumが入っているのでChromeに慣れていたらほぼ(全く)同じで使える。
Chrome OS/Chromium OSというのはざっくり言えばChrome/Chromiumブラウサ専用のOSで基本的にはほぼ何でもブラウザで行うと考えて良い。アプリケーションに相当するものはブラウザの拡張機能のインストールで行う。
また、2年ほど前からはAndroidのアプリをインストールできるという触れ込みであるがChromium OSではGoogle Playが使えない筈なので事実上Androidアプリは使えないと考えて良い。 つまりGoogle Playのアイコンがデスクトップにある筈だが、これは現状ではまともに機能しない。クリックすると「重要なアップデートのインストール」の通知が表示されるだけ。この通知はずっと通知リストに居座るみたい。
Google Playが機能しないというのは残念。

Chromium OSを使ってみる 5
日本語入力はGoogle日本語入力(mozc)が入っているので一応標準で使えるがGoogle日本語入力に切り替える必要はある。
日本語←→英語の切り替えは日本語キーボードであれば[全角/半角]キーで変換キーは[Space]で決め打ちっぽい。日本語キーボードの[変換][無変換][カタカナ/ひらがな]キーは効かない。キーの割当て変更はではないのでこれは全然ダメだわね。「がとらぼ」の中の人はこれでは日本語入力は無理っぽい。
一応申し訳程度にATOK/MS IMEライクな割当てってのだけは選べる。あと「ローマ字入力/かな入力」は変更可能。Windows版のGoogle日本語入力ではこの設定項目付近にキーの割当設定があった筈。Linuxではキーの割当てはiBusやFcitxなどの入力メソッドで変更する部分ね。

Chromium OSを使ってみる 6
ターミナルはcroshというのがChromeアプリとして標準で入っている。
デスクトップ画面で[Ctrl] + [alt] + [t]で起動する。
プロンプトがcrosh>のときにはあまり役に立たなくて、SSHも利用できない。ただし、ssh hoge (hogeは任意)を実行して表示されるChromeウェブストアのSSH extensionへのリンクをコピーしてブラウザのURL欄に貼り付けてインストールするのはオススメ。

Chromium OSを使ってみる 7
プロンプトがcrosh>になっているときにshell [Enter]でほぼLinuxのshell (bash?)になる。このモードでは他のホストへのSSH接続も可能なので、1つ前の画像のところで書いてるSSH extensionをインストールするのが嫌というならこの方法で。

Chromium OSを使ってみる 8
2つ前の画像のところで書いたSSH extensionをインストールすると、chromiumブラウザには何も追加されないが、ChromeウェブストアでインストールしたアプリはChromiumデスクトップの左下のランチャー(Windowsでいうスタートボタン相当)をクリックするとそこに表示される筈。(Androidでいうドロワー)
今回はSSH ExtensionをインストールしたことによりSecure Shell Appのアイコン(上の画像の赤枠)が作成されるのでそれを起動することになる。

Chromium OSを使ってみる 9
Secure Shell Appを起動すると接続先を指定する画面が表示されるので必要箇所を入力して右下の [ENTER]接続 でSSH接続できる。

Chromium OSを使ってみる 10
1つ上の画像の左下の方にある「オプション」を押すとターミナルアプリに欲しいなという設定項目は一通り揃えてるかなという設定画面が表示される。Secure Shell App (SSH extension)がオススメなのはこの設定変更で使い勝手を変えられること。

現在のところChromium OSのノーマルモードでのエディタが困った状態。
Google Playが使えないのでAndroidアプリのエディタは無理だし、Chromeウェブストアのアプリは正直使いものになるのが無い。vimエディタはあるんだけど日本語使えないみたい。
エディタではなく単純なメモ帳レベルのものが欲しければSimple Editor (Extension Ver)というのがあることはある。こちらはインストールするとブラウザにアイコンができる。ランチャー(スタートボタン)の方にはアイコンはできない。

感想

とにかく軽快。古くて非力なマシンの中身を入れ替えてイマドキのPCになったんじゃないかと思えるくらい。ただし、日本語入力のキーバイントを自由に変更できないなど細かいところで全く融通が効かない。これまでPCにドップリな人にはなかなか受け付けがたいかも。「がとらぼ」の中の人は合わないから無理だと思った。
AndroidのPC版みたいな面もあるのでスマホ世代なら違和感感じないのかも。
OSもさっぱりしてるけど、ユーザーもさっぱりきっぱり割り切れる人であることが求められそう。
シンプル簡単で、なんか触ったら取り返しがつかないことになるというのも無さそうなので子供や老人にはPCにワザとChromium OSを入れて渡すというのも良いかも。会社でもMicrosoftのOfficeなどの「これじゃなきゃダメ」という特定アプリを使わない従業員用にはChromium OSでこと足りる部分もあるように思うが、Googleに依存しててネットに繋がないと使い物にならないという点でOSのセキュリティというよりネットのセキュリティをどうするか・業務用ファイルがインターネットにあって良いのか悩ましいところ。
そしてブラウザ専用OSなのでとにかくアプリが無い。Chrome拡張機能(Chromeウェブストア)頼りというのはツラい。
現在は使えないGoogle Playが今後に使えるようになったとしても、じゃあAndroidアプリが使い物になるのか(Android用アプリで満足できるのか)というと、それも不明だし。

ダイソー USB扇風機(メタルフレームタイプ)

昨年購入したダイソーの300円USB扇風機が特に不具合なく使えた(現在も故障なく使えている)のでもう一つ購入しようと思ったら似た形でメタルフレームタイプ(300円)というのがあったのでそれを選んでみた。

ところが、使い始めて6時間も経たないうちに停まって動かなくなった。耐久性がゼロでガッカリ。
とりあえず、捨てる前に分解してみた。

ダイソー USB扇風機(メタルフレームタイプ) 1
ファンのガード部分とスタンド、要するに外側は全てメタル、スタンド用の黒いゴム(樹脂?)のクッションが3つ。このクッションは付属のものを購入後に自分で取り付ける。

ダイソー USB扇風機(メタルフレームタイプ) 2
ウラ面もメタル、電源スイッチと給電用のUSBケーブルがある。

ダイソー USB扇風機(メタルフレームタイプ) 3
USBケーブルからUSB扇風機のスイッチとモーターにつながってるだけ。清々しいまでに何も無い。まぁ、それで何か問題あるというものでもないが。

ダイソー USB扇風機(メタルフレームタイプ) 4
こちらがモーター。右下側がプラスチックのファンが付く側の軸。この軸があまりに短いのでファンの取り付けがちょっと怪しく回転させるとファンが僅かにブレてガタついていた。ガタつくと安物のモーターは軸受がメタルなので長持ちしないだろうなとは思ったが、まさか6時間持たずに壊れるとは・・・。

ファンがガタついていたのはあったがただちに壊れるとは思わなかったが、動かなくなってからファンを手で回すと明らかに異常があるという感じもなく軸受が悪くなった様子もなく普通に回る。その状態でスイッチを入れると僅かに回ろうとしている様子はあるが、やはり止まってしまう。異常なまでにトルクが無いっぽい。

モーターを分解してみた

ダイソー USB扇風機(メタルフレームタイプ) 5
左側がケース、内側がマグネット。
右側がローター。手前が整流子(ブラシが当たる側)になる。
なんか水没させたんじゃないかってほど錆てキチャナイ。ただし、軸受は正常でコアも巻線も問題なさそう。これを見る限りトルクが全然ない理由がわからない。

ダイソー USB扇風機(メタルフレームタイプ) 6
ブラケット側。
キッタナイ内側してるだろ。ウソみたいだろ。ほぼ新品なんだぜ。これで。
左右から中央に1本ずづ伸びてるのがブラシ。先端が三叉のフォークのようになっている。これが整流子に触れてコアに電気が流れる。 見ると解るが右から中央に伸びてる側のブラシの三叉の一つが曲がっている。本来なら3又は曲がっていてはダメで左から中央に伸びているブラシと同様に揃っていないとダメな筈。これが1本だけ上側に曲がっているということは想像するにこの1本だけがモーター組立時に整流子を挟んで反対側に行ってしまったのかも。当然ショートの危険もあるし、そうでなくても回転してトルクを発生させるタイミングに合わないところで電気が流れることになった筈。最初はなんとか回ることができる位置に当たっていたのが回っている内に最悪の位置にズレたということかな?でないと、最初は回ったのにその後に全くトルクがなくなった理由が思いつかない。

この曲がったブラシを真っ直ぐにすれば正常に回るモーターになるかと思われるが、分解時にブラケットが変形したのでもうこのモーターは使えない。というか、ブラケット固定部を破壊しないと分解するのが難しかったの。

値段が値段なので軸受けにベアリングを使えとまでは言わないが、ブラシはもう少しマシなのにして欲しいところ。今回は運悪く正しく組み立てられなかったモーターを組み込んだ個体に当たったらしいということが解ったが、このブラシでは正常な製品に当たったとしても耐久性は期待できないかな。