以前に作ったNanoPi NEOとGPSモジュールを組み合わせてNTPサーバにしたものは小さなタッパーウエアに入れて使っていたが、見栄えが悪かったのでアルミのエンクロージャー(ケース)に入れることにした。
例によってお買い物は中国の通販で。この記事のエンクロージャーは1つUS$3.93で送料無料。
クリスマスと春節の中間というちょうど良い時期だったのもあってか注文から1週間かからずに届いた。右側のピンクのは大きさ比較用のCD(BD-RE)ケース。商品がアルミなのでかなり軽いが、封筒を振ると金属の擦れる音がする。(良くない)
ビニール封筒の中身。こりゃ中身同士で擦れるよね。
袋から出したらこんなの。組み立て式の簡単なもの。説明書は付属しないが迷うことはないはず。
注文したときの予定ではNanoPi NEOとGPSモジュールをそれぞれ前後のプレートに引っ付けるつもりだったが、実際に配置してみたらNanoPi NEOとGPSモジュールを並べて置くことができた。だからケースの中が半分空いている。
で、以前はNanoPi NEOとGPSモジュールをUSBケーブルでつないでGPSモジュールの電源を取っていたが、配線がスマートにならないのでNanoPi NEOのGPIO(2列側の4番ピン)から5Vを取ってGPSモジュールに給電することにした。(上の画像の水色の線)
ケースの内寸と基板のサイズだけで単純に考えたらNanoPi NEOとGPSモジュールは並ばない筈だったが、立体で考えたら並んだのね。
ヒートシンクのネジの向きは以前と逆にして、1本だけはGPSモジュールのアンテナ端子(金色のやつ)に干渉するので短い別のネジに変えた。
本来であればエンクロージャに穴を開けて皿ネジ留めにするんだけど、長さの合うのが無かったので例によって3Mの超強力両面テープ。ただし、今回はNanoPi NEO側は高さがギリギリで両面テープの厚さがあると困るので薄いタイプを使用。RJ45コネクタの上面に両面テープを付けてエンクロージャーの内側に引っ付けて抑えるとガッチリ素晴らしい。
GPSモジュールの方はGPSチップの大きさに切ったアクリル板を重ねて約2.5mmの厚さにして同じく3Mの両面テープでGPSチップとエンクロージャの間に挟む形で固定。
エンクロージャーの上半分をかぶせてみた。予定どおりちょうどぴったり。NanoPi NEOのヒートシンクがエンクロージャーの内側にひっつくので放熱効果もあるかしら。
GPSモジュールのmicroUSB端子の下に挟んである白いのは仮支え用に紙を畳んだもの。
エンクロージャーの前後のプレート。注文時の予定ではそれぞれにNanoPi NEOのUSBとネットワーク端子用の穴と、GPSモジュールのアンテナ端子の穴(と電源ケーブル用の穴)を空ける筈だったが1枚のプレートだけに全ての穴をあけることになった。
1mm程度のアルミに塗装したプレートなので穴を空ける際は塗装保護のために養生テープで覆うなどする。保護無しで作業をするとアルミの削りカスなどでキズが付く。それとテープの上から穴の位置をペンで書けるので便利。穴あけはテープを貼ったままバリバリと。
アルミのプレートなので単純に穴をあけただけだと断面が銀色になる。このままだとかなり安っぽい。まぁ、頑張っても安っぽいんだけど。
クルマのボディのキズを目立たないようにする塗料を使う。安いし。塗料は爪楊枝の先端に少しだけ付けてプレートの断面や最初から付いている小キズに塗ると簡単。
金色の端子はGPSモジュールの外部アンテナ用。テレビアンテナの端子のように被せて回して締めるタイプなのでプレートの穴は端子より一回り大きくあけている。その右側のケーブルは電源用のmicroUSBケーブル。
もう一回り小さいケースだともっと良かったかもだけど一応GPSのNTPサーバがすっきりスマートに。
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