羽田発パリ行きエールフランス293便が都心を低空飛行

10月8日の23時過ぎに羽田空港C滑走路を北向きに離陸したエールフランス293便(AFR293)が、離陸後すぐに右旋回して東京湾上空を飛行する筈が、本来のルートを外れてそのまま北に進んで都心を低空飛行したとのこと。
都心を進んだって書かれてもわからないのでどう飛んだのか気になるよね。

https://www.flightradar24.comで調べてみた。

エールフランス293便 1
正確なルートはわからないけど、おおまかにこんな感じらしい。品川駅近くまで北に進み、そこからようやく緩やかに右旋回して東京駅近くを通り東進して新木場あたりを南に進んでる。
「緩やかに右旋回」してるあたり、ワザとじゃないかしら。

ちなみにフライトレーダー24の表示が確かなら、品川上空で高度2650フィート(808メートル)、東京駅上空で高度4700フィート(1433メートル)ということなので低空だけど直ちに危険というほどではないのね。

エールフランス293便 2
こちらは翌日10月9日のAFR293。離陸後すぐに右旋回している。

エールフランス293便 3
さらに翌日10月10日のAFR293便。この日はタキシングを始めるのが少し遅れたよう。また、この日は東京湾岸を大回りしている。それでも離陸後最初の右旋回は同じポイントで実施している。