アエロフロート機が緊急着陸で炎上

モスクワでアエロフロート1492便が離陸直後にトラブル発生。空港に引き返したが、緊急着陸は激しいものとなり機体は滑走路でバウントし次に機体を滑走路に打ち付けた直後に炎上した。乗客乗員78人中、41人が死亡した。
ロシアのモスクワ発ムルマンスク(モスクワからほぼ真北にあるコラ半島の北側 = 北極に近い)着で毎日17:50(現地時間)に出発する定期便だった。機体はスホーイスーパージェット100でWikipediaによると60〜95席程度の小型ジェット。

アエロフロート1492便飛行ルート
flightradar24で見ると、離陸は15:03(UTCなので現地時間では18:03)頃、緊急着陸は15:30過ぎ頃(現地時間で18:30)。
下部のグラフの水色が高度で、最高地点は15:10で離陸後の180度旋回が終わったあたり。空港の東側で行っている360度旋回はほぼ水平飛行ということになっている。発生したトラブル内容は不明だが、飛行ルートを見た限りではそんなにおかしな挙動はない。最初に空港東側に回り込んだときに滑走路に正対しなかったのは謎だけど。
直前の7日間の離陸を見る限りでは西向きに離陸した場合は最初は左旋回で空港を回り込んで北に進路を取っているようなのだが、それ以前はどうなのだろうか?

凄まじく大炎上しているところを見ると緊急着陸前に燃料捨てなかったんですかね?

アエロフロートロシア航空の拠点でもあるシェレメーチエヴォ国際空港はモスクワの中心から北北西に25kmほどのところにある。

台湾の報道によると離陸直後に雷に打たれたとのこと。確かに暗雲は見えてるけど。