長浜 號tetu & 大手門通り辺り


長浜といっても博多の長浜ではなく滋賀県の長浜市です。その長浜市は京都の東側にある大きな湖の琵琶湖の東北側、琵琶湖がボコっと東に飛び出たあたりにあります。
長浜は元々特に何も名物も名所も無いような街でしたが、ここ数年何故か観光の街となっている不思議なところ。古い建物が多く残っていたのが幸いしたようです。そんな長浜にはお見舞いで行くことになったのだけど、せっかくなら美味いものをと思い探したところ、長浜駅東口を出て徒歩2〜3分のところに「ぴあ」が出している「究極のラーメン 2014関西版」(対象地域が大阪・兵庫・京都・奈良・滋賀・和歌山)の「鶏白湯部門」でグランプリを取ったという店があるとのこと。対象地域が滋賀県だけであればグランプリでも期待できないところですが(失礼)、大阪・京都が含まれていてのグランプリとなれば期待が高まります。上の地図の緑のマーカーがそのラーメン屋の「號tetu」。

號tetu1
いきなりですが、「濃厚 鶏SOBA 塩」の大盛りです。(並盛り780円 麺大盛り+100円)
大盛りでこの量なので男性はたぶん並だと全然足りないかと。
細くも太くもなくちょうど良い太さの白いザラザラの麺がスープをよく纏います。スープはとろみのある濃厚な鶏白湯。でも、くどくはなくてむしろあっさりに思えるほど。上品さもある良いお味でレンゲが進みます。厚めの鶏チャーシューと薄くて大きな豚チャーシューの2つが入っています。
近くにあれば通いたい感じだけど、初めて食べたときのインパクトは実はそれほどでもない。秋葉原の鶏王けいすけがインパクトありすぎて感覚がマヒしているかも。(鶏王ラーメンは上に乗っている丸ごと鶏腿肉が圧巻ですがスープだけでもどこまでもチキンチキンチキン&チキンの脂で衝撃だった。唇がプルップルになる。麺がダメで上品さもないけど。)

號tetu2
写真がすごく斜めになっています。ゴメンナサイ。逆光過ぎて写真撮るスマホの画面が全然見えないまま勘で撮影したらこんなになりました。っていうかスマホのくせに逆光補正凄いな。
都会だと美味い店となるとアホみたいに行列ができますが全然並んでないですね。今更ですが「號tetu」と書いて「こてつ」と読むそうです。

長浜1
號tetuの前の道を北側すぐの「ラーメン大学 都」と豊国神社の交差点を東に進むと観光メインエリアである黒壁ガラス館と長浜大手門通りにたどり着く。
写真中心が黒壁ガラス館、その右が長浜大手門通り

長浜2
この通りの凄いところはシャッター閉めている店が無いこと。やはり商店街は無理してでもシャッターを降ろさないことが重要です。
ただし、この通りを外れた周囲の商店街はシャッター通りになっているところもありました。と、いうか寂れすぎてて怖いくらい。
本当に古い建物、古そうに見せてる建物含めノスタルジックな外観の店が並ぶ。時代かがった店だけでなく昭和な外観の店も。

長浜3
高齢者向けの店ばかりかと思いきや突然出現した海洋堂フィギュアミュージアム。
ケンシロウと大魔神がお出迎えしてくれているが、残念ながら興味が無いので素通り。

長浜4
長浜大手門通りを抜けて左折すると大通寺の表参道。正面が大通寺。ここ(実際にはもう少し後ろに下がったところ)を東進して少し歩くと長濱八幡宮。
どちらも立派そうでしたが時間がなかったので立ち寄りませんでした。スミマセン。

米原
オマケ。
こちらは長浜ではなく米原です。米原といえば雪が降ると東海道新幹線が遅れることになる原因の地域(関ヶ原)の近くにある駅。JRの東海道本線と北陸本線の分岐点。
そして、仮にも東海道新幹線開業時から新幹線の停まる駅。その駅前がこれ。写真のちょうど中心が駅の出入口。
再開発やってて今だけたまたまこんな風だと思う人もいるでしょうが、知る限り10年くらいこんな感じ。駅前がナンニモナイ空き地。国鉄が悪かったのかJR西日本が悪いのか米原市が悪いのか滋賀県が悪いのか良くわかりませんが酷い有様。
ゲームの「A列車で行こう」で例えれば、地域のポテンシャルが無いのにドカンと整地しちゃったら何も生えなくなって街が発展しないみたいな大失敗。
つくばエクスプレスの開業時に乗ったら田園の真ん中ににポツンと駅があって駅周辺は一生懸命掘り返してるけどナンニモナイ。そんなのが幾駅も。そんなので大丈夫なのかと思ってたら数年後には街になって大発展してた。それを思うと米原のこの空き地は異常。

ちなみにこの記事の写真は全てZenFone2 Laserで撮っています。