石田町 三成供養塔

長浜市石田町。その町の名から連想されるのは石田純一。
じゃなくて三成。
姉川の戦いで織田方が奪った横山城のある山(現在の石田山公園)の麓。そこが石田三成の生誕地の石田村(現在は石田町)。
三成が秀吉に仕えるようになったのは小谷城の戦いで浅井長政が破れ、その領地を貰った秀吉が長浜城を建ててそれが完成するかなという頃なので、もしかしたら秀吉とは横山城の頃から縁があったかもしれないしなかったかもしれないし。ということでお茶の逸話が生まれたのかも。

(逸話ではどういう経緯か)寺小姓をしていた三成が、鷹狩りで喉が乾いた秀吉にお茶を出した際、一杯目は今日の日に、二杯目は人生に、三杯目は君だけにってやつ。
個人的には秀吉が信長の草履を懐で温めたとか、三成のお茶出しとかこの手の上司に取り入ろうみたいな姑息な話(人)は嫌いなんだよね。
三成は(出世して傲慢になって嫌われたイメージだけど)領民には優しかったとか知人友人には義理堅いとか真っ直ぐで良い人だったっぽい逸話が多いのでお茶の話は正直要らんかったと思う。

Googlemapでは郵便局の東に供養塔が表示されてるけど違うんじゃないかと。石田会館から東に100m辺りだと思う。

石田町1
石田三成生誕地近辺、石田会館の南側。とても拓けた場所。

石田町2
八幡神社入り口。左に写ってる手水舎の屋根は檜皮葺?

石田町3
拝殿は小ぶり。

石田町4
その拝殿の左(北側)に行くと石田神社って書いてある。どれ?

石田町5
その石田神社って石碑の左、つまり八幡神社拝殿の東側に石田三成を祀った場所がある。

石田町6
入り口入って正面に見える香炉堂を躱してその後ろに供養塔(五輪塔)がある。

石田町7
辞世の歌の彫られた大きな石碑。

石田町8
茶室っぽい何か。また例のお茶出しの逸話関連?お茶は好きだけどこの話はもうお腹ガッポガポです。

石田町9
一枚目の写真の場所の少し南側から横山城方向を撮ってみた。位置的にはおそらく写真の中央から僅かに右寄りの山頂辺りだと思うけど横山城はモノが残ってなくて目印が無いので正しいかはわからない。そのすぐ右の奥にてっぺんだけ写ってる山は伊吹山。

今回は三成の屋敷跡にある石田会館には寄らなかったけど、そちらには三成の像や資料が見られるみたいなので歴史好きの人は寄るのもありかも。