数日前にネットで話題になってたの。
北朝鮮の平壌(ピョンヤン)は上の写真の中央あたり。馴染みがないのでこの画像出されて指で指せといわれても正しい場所を示せる自信が無い。
拡大すると川のようなものが見えてきた。
中央の若干白っぽいシミみたいなのが平壌らしい。曲がりくねった川を挟んだ都市ということで南朝鮮の首都とは姉妹都市のような感じね。
都市らしいものが見えてきた。道路らしきものも見える。この写真の中央に東西に伸びている道が航空写真で見たところ平壌で一番広い通り。
ん?なんかヘンじゃね。
なんか、よくお弁当に入っている緑色のギザギザした仕切りみたいなのがある。
すぐ前の道路から見ると凄い大きな建物に見えるだろうけど上から見たらペラペラ。
とはいえ、これだけだったら全戸日当たりが良いように作りましたっていう言い訳はできるかも。
今度は道路の南側にある建物。
上手い具合に建物の影が北側に伸びている。日当たり悪そう。
交差点が大きいので少し縮小。
やはり道路や交差点から見たときだけ大きな建物に見えるように建てられている。
記事のタイトルにしちゃったけど道路を舞台に見立てると舞台の背景として作られた書き割りみたい。
見栄だけで建てたのはわかるがこれはバレたら恥ずかしすぎる。
今度は場所を変えて川の北側。次はこの中心を拡大。
たぶん「黎明通り」。ちょうど先週、新しい高層住宅団地が竣工したということで外国メディアが集められたのがここら。
核実験したら米軍が攻撃するよという緊張状態の中、メディアが自ら人質になりに行ったとか言われてた。
前述の書き割りがバレたのがよほど懲りたのか上から見た限りではまともな建物に見えるようになった。
でも、ほんの少し東に行くとやっぱり書き割りマンションがあるのよね。
更に東隣。
勝手な想像だけど、おそらく一昔前に平壌に行くと見せられたのが通りからの書き割りマンション。
今後平壌に行くと連れて行かれるのが「黎明通り」ってことになるんだろうね。
この記事の航空写真は全部Google Static MapsでGoogleが提供するAPIで表示している。
そういえば普通のGoogleマップで朝鮮半島を見ようとするとそこだけ全部ハングルなんだけど読めないから表示が全然役に立たない。ハングルなんかで表示するくらいなら英語表示にしてくれた方がよほど助かるんだけどな。
日本人は韓国旅行行ったらGoogleマップは読めないから使えないってことになると思うんだけど旅行に行く人はどうしてるんだろ。