これだけは押さえておくExcelの基本

Excelの基本中の基本でありながら特に文系の人は意外としっかり憶えていないことを復習。これを押さえておくことがExcel VBAの理解に繋がります。

画面1 セル
Excelのマス1つだけ。英語ではcell (セル)です。
「E4」というセルはExcel VBAではcells(4,5) などと表現します。cells(行番号,列番号)です。

画面2 行
Excelの「行」。英語ではrow (ロー)です。
「4行目」はExcel VBAではrows(4) と表現します。

画面3 列
Excelの「列」。英語ではcolumn (カラム)です。
「E列(5列目)」はExcel VBAではcolmns(5) と表現します。

画面4 範囲
Excelの「範囲」。英語ではrange (レンジ)です。
「C3からH6の範囲」はExcel VBAではrange("C3:H6") などと表現します。range(左上のセルのアドレス:右下のセルのアドレス)
ただし、アドレスの指定でC3とかH6の様なのはプログラム的には使いにくいので実際にはrange()の中のアドレスは違った指定方法を使うことが多いと思われます。

画面5 ワークシート
画像だと解り難いですが一番下に「Sheet1」というのが見えています。Excelでは1つExcelファイルに複数のシートを含めることが出来ます。その各シートのことを「ワークシート」といいます。worksheet。
「Sheet1」という名前のワークシートはExcel VBAではWorksheets("Sheet1")。
または、1番めのワークシートはExcel VBAではWorksheets(1)と表現します。
ただし、実際にはワークシート以外の種類のシートも含むsheets()を使うことが多いかもしれません。

画面6 ワークブック
画像だと解り難いですが一番下に「Sheet1」〜「Sheet4」というのが見えています。このワークシート1つまたは複数持つExcelファイルのことを「ワークブック」といいます。workbook。
現在開いて見ているこのExcelファイル、ようするに「このワークブック」のことはExcel VBAではThisworkbookと表現します。
別のワークブックを処理する場合はWorkbooks("other.xls")などとしますが、別途ファイルのオープン・クローズの処理が必要なのでWorkbooks("test1.xls")だけで自由に使いまわせるわけではありません。

画面7 オブジェクトの指定
やりたいことはD3のマスに赤い字で「excel」と書きたい。
自分では「D3は赤字のexcel」としか思っていなくても実際は「test1.xlsx」というワークブックの「Sheet3」というワークシートのD3セルの「値」が「excel」です。同じく「test1.xlsx」というワークブックの「Sheet3」というワークシートのD3セルの「文字の色」は「赤」です。
Excel VBAでは操作・参照する対象(オブジェクト)をしっかり明示することが重要になります。書く段では省略ができてしまうけれど迂闊な省略をするとそれは後々の面倒のタネになります。