Pinguy OSを使ってみた

デスクトップ用のOSにはLinuxを使用しています。以前はサーバーと同じくFreeBSDを使っていたのですが、色々面倒になってLinuxでいいやって妥協して使い始めたら、その後はひたすら導入/設定が楽なディストリビューションへ楽な方へと流れ続けています。OpenSUSE、Ubuntuを使った後、Linux Mintに流れてさらに今回Pinguy OSに辿り着いてしまいました。あまり横着ばかりしていては良くないのは解っているのですが・・・

で、そのPinguy OSはubuntuがベースとのことですが更にヘビー級のディストリビューションなのでスペックの低いPCへの導入はお薦めできません。最初から何でもかんでも入っているのでインストールの手間が省けますが裏で色々余計な物まで動いていて重いという印象です。裏で色々動いているというと東アジアの国のだと怖い気がしますが、英国製と聞くと少し怖くなくなるのは何故でしょう?

最近の多くのLinuxのディストリビューションと同じくLiveDVDが提供されているのでインストールせずにお試しできます。使ったことがない人はまずはLiveDVDで試してみて下さい。
とりあえず2011年6月現在ではPinguyOSの日本語の情報が殆ど無いので導入メモを書いてみたいと思います。(ベースがubuntuだから書く必要なんか無いといえば無いのですが)

Conkyの設定へ移動

日本語化する

PinguyOS起動後画面

起動すると画面下中央(と左に)Dock、メニューバーは上にあります。どことなく○ック風なのがいただけませんがグレーを基調とした落ち着いた画面となっています。また、画面右にOSのステータスを表示するガジェットが表示されています。

先ず、日本語化ですが、一番左上のPinguyOSのマーク(WindowsでいえばStartボタン)をクリックし、左列からControlCenter(Windowsでいえばコントロールパネル)を選択、国連の旗みたいなlanguage supportを選択します。

Install / Remove Languages をクリック

Install / Remove Languagesをクリック

日本語を選択

Japaneseを選択し、Translations、Input methods、Extra fontsにチェックを付けます。
Apply Changesをクリックします。

日本語を第一言語に

言語リストの3行目(一番下)に「日本語」が表示されている筈なのでその行を左クリックしたまま2行上(一番上)の行の位置に持って行って放します。

 Apply system-wideボタンをクリック

「日本語」が一番上の行になったら Apply system-wideボタンをクリックします。

通貨や単位の設定

通貨や単位の設定を行います。RegionalFormatsのタブを選択し、「日本語」を選択します。
Apply system-wideボタンをクリックします。
これで言語の変更は完了なので一度ログオフまたは再起動します。

Conkyの設定

Conkyの設定

表示を日本語化すると画面右のガジェット(Conky)の日付の表示が化けます。
それとPinguyOS標準のConkyの表示だとトップ4プロセス表示が1秒毎に更新されるのがチラチラして邪魔なので合わせて変更します。
また、Conkyで天気予報を表示している画像をネット上で見ることがあるかと思いますが、PinguyOSのConkyの設定は天気予報表示も最初から用意されています(非表示になっています)のでこれを表示します。

Conkyの設定はホームディレクトリの .conkyrc というテキストファイルで行います。

$gedit ~/.conkyrc

.conkyrcを開いたら以下の部分を見つけます。

${voffset -1}DATE ${hr 2}
${alignc 35}${font Arial Black:size=26}${time %H:%M}${font}
${alignc}${time %A %d %B}

赤文字の部分を %F と置き換えます。

この3行の直前にある以下6行の頭に # を付けてコメントアウトするかこの6行を削除します。この部分がトップ4プロセスの表示となります。

#${goto 7.5}${voffset 4}${font Poky:size=15}a${font}${goto 32}${voffset -10}Highest: ${alignr 13}CPU${alignr}RAM
#${goto 32}${voffset -5.5}${hr 1}
#${voffset -1}${goto 32}${top name 1} ${goto 124}${top cpu 1}${alignr }${top mem 1}
#${voffset -1}${goto 32}${top name 2} ${goto 124}${top cpu 2}${alignr }${top mem 2}
#${voffset -1}${goto 32}${top name 3} ${goto 124}${top cpu 3}${alignr }${top mem 3}
#${voffset -1}${goto 32}${top name 4} ${goto 124}${top cpu 4}${alignr }${top mem 4}

天気を表示するようにします。次の行を見つけます。

#${voffset -1}WEATHER ${hr 2}

ここから下が天気関係の表示設定ですが、全てコメントアウトされた状態になっているので表示したい内容の行頭の # を消します。

天気の表示地域の初期値はイギリスのPooleになっているので自分が住んでいる地域に変更します。UKXX0113がPooleなので、これを東京ならJAXX0085、大阪ならJAXX0071、名古屋ならJAXX0057などに置換します。自分の住んでいる地域のコードを知りたい場合はweather.comにアクセスし、Enter Zip, City or Placeと書かれたテキストボックスに自分の住んでいる都市名を英語で記入してFIND WEATHERボタンをクリックするとURLに地域コードが含まれたページが表示されるのでこれを取ると良いかと思います。.conkyrc内には地域コードの箇所が沢山あるので一括で全て置換すると良いでしょう。

また、初期設定では温度が華氏表示になっているので摂氏表示に変更します。

conkyForecast --location=JAXX0085 --datatype=HT --imperial

上の様な書式を見つけます。--imperial が華氏表示のオプションなので --imperial を単純に全て消します。

後は表示/非表示や並び順を好きに変更すれば終わりです。

Conkyの変更前後の比較

Conkyを変更する前後で比べてみました。
左が変更前、右が変更後です。

日本の天気予報ではあまり馴染みのないDew Point(露点)、Feels Like(体感気温)や天気予報では見るものの一般の人にはあまり関係のない視界(距離)、日の出/日の入、腕時計にはよく付いてるけど誰が見てるのか解 らない月齢(Moon Phase)は表示する必要がなかったかもしれません。逆に日本の天気予報では比較的重要視される降水確率(Chance of Precipitation)がかなり地味な扱いだったりするのでもう少し強調しても良いかもしれません。

それにしても、PinguyOSって導入/設定が非常に簡単なことが売りな筈だと思うんだけど画面の目立つ位置にあるものが取っ付き難いConkyっていうのはどうなんだろう?