ESP32マイコンボードとMAX7219 LEDディスプレイ4連x2で作ったNTPクロックを置き時計風にしてみた

親子で工作
©いらすとや.

前回、ESP32マイコンとMAX7219 LEDディスプレイでNTPクロックを作って日付と時刻を表示できるようにした。
今回はそれを置き時計風にする小学生でもできる簡単な工作。

ESP32マイコンボードで作るNTPクロックの筐体を作る 1
MAX7216 LEDディスプレイの4連x2枚の基板で8x8のマトリクスディスプレイが8個1列に並んだもの。このままでも表示はできるが扱いにくい。
そこで簡単な工作で置き時計らしくする。普通に箱に入れるのも良さそうだが、今回はパネルにひっつける方式ということで。

ESP32マイコンボードで作るNTPクロックの筐体を作る 2
品質不明で構わなければアクリルパネルは100均の店でも扱っていたかと思ったが残念ながら置いてなかった。そこでダイソーの「ディスプレイスタンド」というのを買ってみた。サイズが良い感じだったので。これは100円(110円)の商品。

ESP32マイコンボードで作るNTPクロックの筐体を作る 3
「ディスプレイスタンド」(角型)、サイズ: 270x90x70mm
ミニカーが飾られている写真のようにこのスタンドはテーブルのような天板+4本脚タイプ。

ESP32マイコンボードで作るNTPクロックの筐体を作る 4
裏面の説明書き。

ESP32マイコンボードで作るNTPクロックの筐体を作る 5
中身。写真のように光の当たり方によっては7色の虹がかかる。プラスチックだからしかたがない?
4本の脚は押し込むだけのもの。抜き差しを繰り返すと抜けやすくなりそう。

ESP32マイコンボードで作るNTPクロックの筐体を作る 6
組み立てて本来の置き方にしてみた。う〜ん、虹がひどい。ただし、ワザと酷く見えるように撮っているので実際はここまで酷く見えるのは稀だと思う。

ESP32マイコンボードで作るNTPクロックの筐体を作る 7
今回はこんな風に置いて使う予定。4本の脚の内の2本は使わない。

ESP32マイコンボードで作るNTPクロックの筐体を作る 8
脚を接続するための◎が天板の裏についている。これのために単純な板と違い充填ムラがあるみたい。割れやすい部分と割れにくい部分みたいな。これは予想異常に良くなかった。後で塗装するのだが、その塗装を行っても目立つ感じ。上の画像に写っている寄せ皺っぽいものはうっすら線があるだけのようだが、塗装をするとその皺のところで素材の表面感が違う感じがはっきり出た。もう1つの中央付近の擦り傷のようなものの方は本当に細かいキズ。2000番より細かそうな傷で正面から見ると気付かないが斜めから光を当てると白っぽく浮き上がる。こちらはこのプラスチックの表の側全体にサンドペーパーをかけたらまったく判らなくなった。(当たり前)

ESP32マイコンボードで作るNTPクロックの筐体を作る 9
LEDディスプレイはこのように天板裏側に相当する部分にひっつける予定。左右のサイズが本当にぴったり。

ESP32マイコンボードで作るNTPクロックの筐体を作る 10
常に水で濡らしながら耐水ペーパー800番と1000番で表の側だけをしっかり研磨して塗装が乗りやすくする今回の塗装ではペーパーのかけ方はどうでも良さそうだが、透明感を重視する研磨なら磨き傷の向きが縦または横方向に直線に磨く。磨きの向きを変える場合は前の磨き向きと90°違う方向になるように直線に磨く。クルクル回すように磨くと収拾がつきにくくなるので注意。
磨くとこのプラスチック板の問題がはっきり現れる。充填密度の違いで表面の荒れ方が違ってくる。で、これはおそらくどんだけ磨いても均一になるものではなさそうなので諦めるしかない。透明である必要がなければパテで表面に層を作って平らに磨けば良さそうだが、今回はそうはいかない。
この後研磨した表の側だけをつやけし黒のラッカースプレーで塗装。裏面には塗料が付かないよう養生した。
スプレー塗装は30cm離して塗面の範囲外から噴霧を始め塗面の反対側まで0.5秒で移動し塗面の範囲外で噴霧終了。一回の塗装は「うっすら」をこころがけて10回繰り返した。時計をウラ面から塗装面を透かして表示する予定なので厚塗りはしない。
塗装ムラはないのだが残念ながらプラスチック板の表面が均一ではないため光の当たり方によってはやや塗装ムラっぽく見える結果となった。(これはどうしようもない)

ESP32マイコンボードで作るNTPクロックの筐体を作る 11
LEDモジュールをプラスチック面にひっつけるのには最終的には接着剤を使う予定だが、接着までにディスプレイモジュールのズレなどが発生するのがイヤだったので透明なビニール両面テープをディスプレイの端から端まで綺麗に貼り付ける。このときディスプレイユニットの表面に元から貼ってあった養生用?ビニールシートは剥がした。上の画像は両面テープの台紙が貼ったままの状態。

ESP32マイコンボードで作るNTPクロックの筐体を作る 12
両面テープの台紙を剥がした状態。透明タイプの両面テープなので上の画像のように若干白っぽく見える程度。

ESP32マイコンボードで作るNTPクロックの筐体を作る 13
塗装して24時間以上乾燥済みのプラスチック板の裏側(未塗装面)にディスプレイユニットを貼り付けた。ESP32マイコンボードは3Mの超強力両面テープで同じくプラスチック板に貼り付けた。
ディスプレイユニットの貼り付けに使った透明両面テープは残念ながら粘着力が高くないためこれを立てて使うとしばらくしてディスプレイユニット全体が剥がれ落ちることになる筈。そこで2液タイプのエポキシ接着剤をチョンチョンとディスプレイユニットの横から当てた。上の画像で水滴のように写っているのがそれ。
白いLEDユニット部分の横から接着剤を付けているだけだがエポキシ接着剤なら普通に使って剥がれることはない。でも、何か気が変わって剥がしたいと思ったときには簡単に剥がせるくらいの付け方。

ESP32マイコンボードで作るNTPクロックの筐体を作る 14
立てた。この向きで使う。光の当て方をいやらしくしているので上半分が透けたように見えているが、もちろん普通に見るとこんなには透けていない。また、塗料の噴霧が足りていないように見えるのも錯覚。予定した量が正しく噴霧されてプラスチック板にかかっている。

ESP32マイコンボードで作るNTPクロックの筐体を作る 15
黒に塗装されたプラスチック板の裏から時計のLEDが光っているがその光は予定どおりに透けて見える。しかし、青のLEDの光は弱まっているのでドギツイ眩しさはない。ディスプレイユニットの輝度は最低の状態。
この写真ではまだ透け感が強いが実際にはこんなに透けて見えていないしESP32マイコンの赤いLEDの光もLED周囲少しだけが赤い程度(写真よりは眩しい感じ)。
逆に部屋の照明が中央やや右寄りと右の端の方に当たって白っぽく汚れたように写っているがもちろん汚れているわけではない。
時計の右上の隅だけ黒が強い塗装ムラのように見えるのはプラスチック板の表面の違いによるもの。写真では見えないが左上の隅も右上同様に表面の感じが違う。あと、中央の下部も。そこが残念ではある。

ムラ感がどうしてもイヤならホームセンターで販売されているアクリル板のような均一な板を購入して必要な大きさに切ると良さそう。ただし価格は結構お高め。今回は100円(110円)で済まそうと思ったのでこの程度。塗料や両面テープなどは備蓄分を使用。

ESP32マイコンボードで作るNTPクロックの筐体を作る 16
裏面はフルオープン。ディスプレイユニットとESP32マイコンを接続するケーブルも右に飛び出ているままにしているがこれは気が向いたらピンの向きを変えて改善するかも。

関連記事:

DAVx5 - Android用CalDAV/CardDAV同期アプリ

以前に紹介したDAVDroidですが、2018年大晦日のVer.2.1から現在の DAVx5 という名前に変わり、進化によりUIもほぼ別物になっています。
そこで、改めてDAVx5を紹介。
(DAVx5に変わってからだいぶ経っているので今更ではありますが、今でもDAVDroidの記事にはアクセスが多いので心苦しく思っていた。)

DAVx5(旧DAVDroid)とは何か?
電話帳(連絡先)、カレンダー、タスク、これらは現在のスマートフォンだとAndroidならGoogle、iPhoneならAppleに預けるのが普通。ネットにね。なので機種を乗り換えてもGoogleやAppleのアカウントでログインすると移行手続きをしなくてもすぐに使える。ただ、電話帳にしろカレンダーにしろタスクにしろ個人情報の核心部分なので赤の他人に預けるのはちょっとと思う部分。それでもGoogleやAppleなら中韓の会社に比べれば信用して良さそうではあるけど。
さて、自分個人の、または会社で、CalDAV(カレンダー), CardDAV(アドレス帳)サーバを用意すれば、そこにデータを置くことができる。CalDAV, CardDAVサーバのセキュリティはしっかりしてないとヤバいけどね。そのCalDAV, CardDAVサーバにスマホで接続すればGoogleやAppleのような赤の他人に個人情報の塊を預けなくて済むというわけ。
で、Androidの場合は、Google謹製「連絡帳」「Googleカレンダー」アプリはGoogle以外のアカウントでのデータのやりとりができる。しかし、CardDAV, CalDAVサーバと接続して同期する機能までは持っていない。つまり標準ではCardDAV,CalDAVには対応していない。しかし、CardDAV, CalDAVサーバと接続するアプリがあれば使えなくはない。そんな感じ。そこで用意するのがこの記事のDAVx5。 (他にもCardDAV, CalDAVに接続するためのアプリはある)

勘違いしてはいけないのは、DAVx5自体にはアドレス帳やカレンダーの表示・登録・編集などの機能は搭載されていないこと。念の為。

DAVx5の現在の公式サイトはhttps://www.davx5.com/です。オープンソースですが、公式サイトの通常のダウンロードは有料版にリンクされています。Google Play Store含む。つまり普通にインストールすると有料ということ。これは以前から変わらず。
ただし、公式ページの左下にある「オープンソース」の項目に書いてあるF-Droidからのダウンロードは無料で使えます。(勝手アプリ扱いになります。)

DAVx5のインストールと設定 1
F-DroidのDAVx5アプリのページはhttps://f-droid.org/packages/at.bitfire.davdroid/。これはDAVDroid時代から変わらず。(URLに「davdroid」が含まれてるくらいだし)

DAVx5のインストールと設定 2
ダウンロードリンクはページの中程にあります。「F-Droidをダウンロード」ではありません。
「APKをダウンロード 10 MiB PGP署名 | ビルドログ」などのようなリンクからAPKファイルをダウンロードします。同じページに複数のバージョンがあるので大抵は一番上に表示されているバージョンのダウンロードリンクを選ぶのが良いでしょう。(「F-Droidをダウンロード」のすぐ下あたりになります) この記事を書いている2021年10月23日時点ではバージョン4.0-ose(400000005)というのが最新版です。

DAVx5のインストールと設定 3
Google Playなど以外からアプリをダウンロードしようとするとダウンロード自体嫌がられるかも。
構わずダウンロード。(ここでは「設定」を選択)

DAVx5のインストールと設定 4
インターネットのウェブ等でAndroid用アプリファイルをダウンロードすると所謂「勝手アプリ」になるため危険を警告してきます。
危険があることを認識した旨のチェックをして「OK」をタップ。(機種によっては画面が違うかも)

DAVx5のインストールと設定 5
ここで、ようやくインストールできるようになる。
「インストール」をタップ。

DAVx5のインストールと設定 6
セキュリティチェックが行われ、安全であると判断されると「安全です」と表示されるので右下の「開く」をタップ。

DAVx5のインストールと設定 7
DAVx5が起動する。
右下の「」をタップ。

DAVx5のインストールと設定 8
タスクを使わないのであれば「I don't need tasks support」にチェックして右下の「」をタップ。

DAVx5のインストールと設定 9
この画面はDAVx5の機能のオン/オフではなく、Androidにそれぞれのアクセスの許可をさせるもの。DAVDroidの頃はパーミッションの許可を求める通知がステータスバーにちょこっと表示されるだけでとても判りにくかったので明示するようになったものと思われる。
CardDAV(アドレス帳)とCalDAV(カレンダー)の両方を使う予定なら画像の「All of the below」のスイッチをオンにする。
どちらか1方だけを使うなら、アドレス帳は「Contacts permissions」だけスイッチをオン、カレンダーは「Calendar permissions」のスイッチをオンにする。(次へ)

DAVx5のインストールと設定 10
前の画面でアドレス帳とカレンダーの両方またはアドレス帳の許可のスイッチをオンにした場合はこの画面が表示されるので「許可」をタップ。

DAVx5のインストールと設定 11
2つ前の画面でアドレス帳とカレンダーの両方またはカレンダーの許可のスイッチをオンにした場合はこの画面が表示されるので「許可」をタップ。

DAVx5のインストールと設定 12
前のパーミッションの許可の画面はこの後DAVx5の操作では表示されないが、この画像の画面はDAVx5の設定では事あるごとに表示される。
Regular sync intervalsは初期値がオフ。これをオンにするとCardDAV, CalDAVサーバとの同期のために定期的に通信を行う。バックグラウンドでDAVx5が動き続けることになるのでバッテリーの消耗が僅かに早まるかもしれない。複数の端末で同じアドレス帳やカレンダーを更新しまくるということでなければオフのままで良い。
その下、画面中央寄りの「Xiaomi compatibility」は、Xioamiの端末を使っている場合に、手動同期以外で連絡帳やカレンダーが同期しないという問題がが発生する場合だけチェックする。しかし、問題が発生しないのであれば基本的にはXiaomiの端末であってもチェックしない。(もちろんXiaomiのスマホ以外ではチェックしない)
右下の「」をタップ。

DAVx5のインストールと設定 13
寄付をするかどうかは使ってから決めるものだと思う。とりあえず寄付は後回しということで「Don't show in the near future」にチェックする。
右下の「」をタップ。

DAVx5のインストールと設定 14
ここまではDAVx5自体の動作の設定。ここからはアドレス帳とカレンダーの設定になる。
右下の「」をタップ。

DAVx5のインストールと設定 15
最初のCardDAV, CalDAVアカウントをDAVx5に登録する。
右下の「」をタップ。

DAVx5のインストールと設定16
DAVx5の登録用画面の初期値は「メールアドレスでログイン」が選択された状態。これはCardDAV/CalDAVサーバー(とDNS)側の対応が必要。多くの場合は「URLとユーザー名でログイン」を選択することになると思われます。(次へ)

DAVx5のインストールと設定 17
CardDAV/CalDAVサーバのURLを「ベースURL」に、CardDAV/CalDAVアカウント名を「ユーザー名」に、CardDAV/CalDAVアカウントのパスワードを「パスワード」に入力し、右下の「ログイン」をタップ。

DAVx5のインストールと設定 18
CardDAV/CalDAVサーバに接続を試みる。正常にログインできなければエラーになるので前に戻って正しいサーバURLとアカウントの入力を行う。

DAVx5のインストールと設定 19
サーバに接続して認証が行われ、それが成功すると上の画像のような表示になる。入力したアカウント名が表示されるので右下の「アカウントを作成」をタップ。この「アカウントを作成」というのはちょっと意味がわかりにくい。「アカウントを使用する」くらいの意味であると思えば良さそう。

DAVx5のインストールと設定 20
既に見た画面が表示されると思われる。右下の「」をタップ。

DAVx5のインストールと設定 21
既に見た画面が表示されると思われる。右下の「」をタップ。

DAVx5のインストールと設定 22
登録したアカウントがリスト表示される。(の茶色の四角部分) 上の画像だと1つのアカウントが登録された状態。それをタップ。

DAVx5のインストールと設定 23
「CARDDAV」タブが選択された状態。CardDAVの「連絡先」アドレス帳をチェックする。CardDAVには複数のアドレス帳が登録できることとどのような名前のアドレス帳にするかは自由なので違う名前かもしれない。ここではCardDAVサーバに登録されている「連絡先」というアドレス帳を使うことにするということ。
使用するアドレス帳にチェックしたら右下の「」で手動同期する。すぐに同期が始まるがアドレス帳の登録が多ければ時間がかかるかも。

DAVx5のインストールと設定 24
「CALDAV」タブが選択された状態。CalDAVの「個人」カレンダーをチェックする。CardDAVに登録されたカレンダー名は異なるかもしれない。ここではCardDAVサーバに登録されている「個人」というアドレス帳を使うことにするということ。
使用するカレンダーにチェックしたら右下の「」で手動同期する。すぐに同期が始まるがカレンダーに登録している予定が多ければ時間がかかるかも。特に(過去の)予定の同期期間を変更して初期値の90日より長期間(またはカレンダーに登録している全期間)を同期させようとすると時間がかかります。このカレンダーの同期させる期間の変更は上の画像の右上に方にある「」(設定)から。

これで、電話機の「連絡先」アプリや「カレンダー」アプリを開くとCardDAV, CalDAVに登録されているアドレス帳や予定が表示される筈。 なお、「連絡先」アプリや「カレンダー」アプリはGoogleさん謹製のものを想定。スマホメーカー製や通信会社製のプレインストールアプリやGoogle Playからインストールしたアドレス帳系アプリやカレンダーアプリは複数アカウントのアドレス帳の同時使用ができないかも。(つまり、DAVx5で同期したアドレス帳や予定情報が使えない)

次回はこのDAVx5で同期させたアドレス帳とカレンダーの使い方で注意点について。

関連記事:

Windows 11でWindows Updateによる勝手な更新を停める (前編)

ストップ!
©いらすとや.

Windows 10でもWindows 11でもWindows Updateは非常に邪魔。裏で勝手に更新の有無をチェックして更新作業を始めるのもユーザーが気付かない程度におとなしくやってくれるなら正直全然構わないのだが、Windowsのはとにかくユーザー側の操作が邪魔されるくらいリソース激減でディスクアクセスも派手に行われる。特に貧弱なスペックのPCほどその「圧倒的邪魔」っぷりを実感しやすいかと。

以前はさらに更新作業の過程でほぼ強制的に再起動がかかったりで進行中のユーザーの仕事がメチャクチャにされたこともあったが、それはさすがに非難轟々だったので再起動の先送りができるようになった(みたい)。
幕の途中で舞台の見えるところで美術さんが次の舞台セットの用意を始めたり、役者がまだセリフを喋っているのに時間だからと幕を降ろし始める舞台さん、役者が隅の方に追いやられ舞台スタッフが中央でカーテンコールに応える、そんな舞台イヤだよね。でも、それがWindows。全く裏方としてのOSの分をわきまえていない。

ということで、「Windows Updateを停めたい」というのがこの記事。
ただし、OSを最新状態に保つことは重要なので、決して「Windowsで金輪際更新しないようにしましょう」というものではないので念の為。
あくまでもユーザーが望まないときの勝手な更新をさせないというもの。つまり自身で積極的に更新を行う人向け。
この記事ではWindows 11でやってるけどここ最近のWindows 10も同じ筈。

Windows Updateを停める 1
なんかPCが異常に重くてまともに使えないってなって、確認すると勝手に更新チェックとかダウンロードとか始まってるのフザケンナ。

Windows Updateサービスの停止

Windows Updateを停める 2
スタートボタンを左クリックしてスタートメニュー上部の検索テキストボックスに入力。おそらく文字を入力しようとすると次の画面に切り替わる。

Windows Updateを停める 3
英語で service 、または日本語で サービス と入力する。
すぐに下に検索結果が出るので、「サービス」アプリを選択して「開く」をクリック。ここでは特に「管理者として実行」である必要はない。

Windowsベテランの人は上のようなまどろっこしいのではなく[Win]+[R]から「services.msc」でどうぞ

Windows Updateを停める 4
「サービス」が起動したら縦スクロールして「Windows Update」の行を見つける。おそらく「実行中」になっている筈。実行中とはいっても今何か処理中ということではなく「起動済み」とか「常駐中」とかそんな感じ。

Windows Updateを停める 5
「Windows Update」の行で右クリックして「停止」を選択。

Windows Updateを停める 6
Windows Updateの行の「状態」が「実行中」が消えて空白に変わる。つまり「停止」になった。

Windows Updateを停める 7
再び「Windows Update」の行で右クリックして今度は「プロパティ」を選択。

Windows Updateを停める 8
プロパティ窓の左上の「全般」タブの選択状態(最初から選択されて筈)で、「スタートアップの種類」のドロップダウンメニューから「無効」を選択。
右下の「適用」ボタンと「OK」をクリック。

Windows Updateを停める 9
Windows Updateの行のスタートアップの種類が「無効」になった。

Windows Updateを停める 7
さらにもう一度「Windows Update」の行で右クリックして再び「プロパティ」を選択。

Windows Updateを停める 10
プロパティ窓上部の「回復」タブを選択。
「最初のエラー」が初期値では「サービスを再起動する」になっている筈なので「何もしない」に変更する。
右下の「適用」ボタンと「OK」をクリック。

基本的には、これでWindows Updateサービスが停まって「無効化」されたので勝手に更新しないようになった筈だが、実際にはいつのまにかWindows Updateサービスが有効化され勝手に実行中の状態になる。それは関連サービスや関連バッチによるもの。つまりそれらを停めなければ再びWindows Updateが動き出すことになるということ。(以下)

Windows Update Medic Serviceサービスの停止

先ずは停めるべきはここまでで操作してきたWindows Updateサービスのすぐ下にあった「Windows Update Medic Service」。これはWindows Updateの正常な状態を保つためのサービス。
ところが、この「Windows Update Medic Service」はWindows Updateサービスのように生易しくない。

Windows Updateを停める 11
「Windows Update Medic Service」をWindows Updateや他のサービスと同様にコントロールしようとしても「アクセスが拒否されました」になってしまう。これは管理者権限でコマンドでサービスコントロールを行おうとしても、普通に使える最高権限のシステムアカウントであっても全て拒否されるので操作できないサービスらしい。
そこで・・・(以下)

Windows Updateを停める 12
この記事の最初の方の手順と同じスタートボタンからアプリケーションを検索する方法で「レジストリ」でレジストリエディタを開くか、または[Win]+[R]で「ファイル名を指定して実行」の小窓に「regedit」を入力して[OK]でレジストリエディタを開く。

Windows Updateを停める 13
レジストリエディタの左列でツリー構造の「HKEY_LOCAL_MACHINE」→「SYSTEM」→「CurrentControlSet」→「Services」→「WaaSMedicSvc」を辿る。
「WaaSMedicSvc」を左クリックすると右列にそのサービスに関連するレジストリがいくつか表示される。
コンピュータ\HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Services\WaaSMedicSvc であることをしっかり確認する。
「Start」の行を見つける。StartのDWORDは初期値が3の筈。 (上の画像では既に4になっているが)
「Start」を左ダブルクリックする。

Windows Updateを停める 14
DWORD編集画面になるので値を3から4に変更する。
「OK」ボタンをクリック。

Windows Updateを停める 15
再び、「サービス」を表示すると例の「Windows Update Medic Service」の「スタートアップの種類」が無効になっている。

レジストリエディタを操作するのがイヤならレジストリファイルをダウンロードしてダブルクリックで実行する方法があります。この記事の内容は「WaaSMedicSvcサービスを無効化する」です。

基本的には1度無効にしたら何か重大な不具合でもない限り無効のままで問題無いと思いますが、どうしても元に戻したい場合だけ上の「有効化(手動)」のレジストリファイルをダウンロードして実行してください。)
無効化・有効化のレジストリファイルでは「スタートアップの種類」だけを変更し、その他の値は触らないようになっています。

上の2つのリンクを右クリックして「リンクのファイルの保存」を行う。
エクスプローラーなどのファイラーで保存したファイルをダブルクリックで実行できる。
レジストリファイルをを実行しようとすると2,3回ほど確認を求められるが全て実行する方向で。

Orchestrator Serviceの更新サービスの停止

Windows Updateを停める 16
もう一つ、「Orchestrator Serviceの更新」サービスを停止する。
「Orchestrator Serviceの更新」サービスを右クリックするかサービスをダブルクリックするかして「Orchestrator Serviceの更新」サービスのプロパティーを表示。

Windows Updateを停める 17
サービスの状態が「実行中」の場合は「停止」ボタンをクリックして、右下の「適用」。
「スタートアップの種類」で「無効」を選択して、右下の「適用」。

Windows Updateを停める 18
「Orchestrator Serviceの更新」サービスが「無効」になったことを確認する。

Windows Updateを停める 19
「Orchestrator Serviceの更新」サービスが「無効」になっているとWindowsの設定の「Windows Update」を表示すると「問題が発生しました」になって更新できない状態になっている。(これでOK)
Windowsの更新を行いたい場合は「Windows Update」サービスと「Orchestrator Serviceの更新」サービスの2つのサービスのスタートアップの種類を「手動」に変更すると正常に更新できる(筈)。

既に知っている人なら当たり前、そうでなくても勘が良い人ならもうここで気付いたかもしれないが、サービスの制御ってほとんどレジストリエディタの\HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Servicesで操作できるのよね。

毎回更新の度に「Windows Update」サービスと「Orchestrator Serviceの更新」サービスの有効化(手動化)と「無効化」を操作するのは面倒なのでレジストリファイルをクリックするだけで切り替わるようにする。

上の2つのリンクを右クリックして「リンクのファイルの保存」を行う。
エクスプローラーなどのファイラーで保存したファイルをダブルクリックで実行できる。
レジストリファイルをを実行しようとすると2,3回ほど確認を求められるが全て実行する方向で。

めでたし、めでたし。とはいかないんだな、これが。
長くなりすぎるので関連タスクの停止は次記事で。

2021年10月30日変更: コピペミスで「Orchestrator Serviceの更新サービスの停止」が抜けていたので追加。
レジストリエディタを操作するのが怖い人・面倒な人向けにレジストリファイルを追加。

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