日本語版のGoogleアシスタント

ちょうど1ヶ月前に提供開始となった日本語版のGoogleアシスタント。リリース後に「順次」使えるようになるということだったけど、なかなか利用できるようにならなくてすっかり忘れ果てていた。
で、今日になってうっかりホームボタンを長押ししちゃって見慣れない画面が出てきて「あっ!」っていうことですでに利用中の人からすれば今更だろうけど試してみた。
ちなみに初めて日本語版のGoogleアシスタントを起動すると「OK Google」を3回言わされてその声が登録される。これだけは済ませておく。

Googleアシスタント 1
日本語版のGoogleアシスタントを起動した。
画面下部に4色の円またはそれが縦に伸びたものが表示されているなら音声入力受付中。マイクアイコンになっていたらそれを押してから喋る。

Googleアシスタント 2
「何ができるの?」と訪ねたら利用できる機能の簡単な内容が表示される。

Googleアシスタント 3
検索はこれまでと同じ?

Googleアシスタント 4
アラームの設定はこんな感じでほぼ一言喋るだけ。手動での設定よりこちらの方が遥かに簡単。このあたりはiPhoneと大して変わらない感じ?

Googleアシスタント 5
カメラ用のLEDライトが付いている機種に限られる(殆どついてる?)だろうけど、ライト点灯用のウィジェットを登録してない場合などは「ライト付けて」「ライト消して」でライトの操作ができるのは就寝中などに便利かもね。

Googleアシスタント 6
「写真を撮って」「OKです」っていうやりとりなのに実際にはカメラアプリを起動して終わり。これはGoogleの純正カメラアプリなら撮影までしてくれるのかしら。

Googleアシスタント 7
「◯◯に電話をかけて」は連絡先に登録されていれば電話をかけるところまでやってくれる。ただし、Googleの連絡先に登録されていないとダメ。CardDAVなどの連絡先に登録してあって「連絡先」アプリで利用できるようになっていてもそれは「存在しない」扱いみたい。

Googleアシスタント 8
おそらくsiriを意識しての機能だと思うが、使わないだろうなというようなのもいろいろ。「コインを投げて」もその一つ。せめて表示の仕方に演出でもあってコイン投げらしさを出してくれれば良いのだろうが、「いきますよ」の後がほぼ間を置かないで表示されるのはつまらないとしか言いようがない。

Googleアシスタント 9
残念だったのはGmail。音声で宛先を指定できてメールの内容も声で入力できる。で、入力後の「送信」も声で実行できる。だから画面操作無しで全て声だけで操作できる。かなりiPhoneを意識した感じなんだと思うけど送信したメールが消えてなくなる。つまり実際には送信されない。「同期」が云々という吹き出しが表示されるのだがGmailの同期は常時してるし再同期しても変わらず。バグ?

Googleアシスタント 10
ここからオーナーによるハラスメント、オナハラ。
「役立たず」は何故かフィードバックにつながるみたい。

Googleアシスタント 11
トランプ大統領風に「お前はクビだ」。何故か反抗的。

Googleアシスタント 12
「お前をアンインストール」なんだか全然かみあっていない。

Googleアシスタント 13
ここは「週刊新潮に〜タレコんじゃうかもしれませんよ〜♪」くらいは返してくれないと私の心が叩かれない。

Googleアシスタント 14
多くの人がが試すだろうから用意してたっぽいが、もうちょっと良い返答が欲しいところだわね。全体的に真面目過ぎる印象。

表示がチャット調になったというところ以外は以前からあったものの焼き直しでしかないので凄いなぁというところがない。

Windows10インサイドプレビュー版に追加されたランサムウエア対策機能

Windows10のプレビュー版にランサムウエア対策機能が追加という記事が出ていたので早速見てみた。

コントロールされたフォルダーアクセス 1
試用したのはWindows 10 HomeのインサイダープレビューのBuild 16232。

コントロールされたフォルダーアクセス 2
Windows Defenderを起動する。
左下の を押す。

コントロールされたフォルダーアクセス 3
設定画面で「ウイルスと脅威の防止の設定」を押す。

コントロールされたフォルダーアクセス 4
ウイルスと脅威の防止の設定の画面を下にスクロールする。

コントロールされたフォルダーアクセス 5
コントロールされたフォルダーアクセスのスイッチをオンにする。(上の画像はオフ)
追加設定として必要に応じて「保護されているフォルダー」「アプリをコントロールされたフォルダー アクセスで許可する」をそれぞれ開く。

コントロールされたフォルダーアクセス 6
「保護されているフォルダー」の画面。[+]で保護したいフォルダーを追加する。

コントロールされたフォルダーアクセス 7
C:\Dataを追加してみた。保護する必要がなくなれば[削除]で解除される。当然だがフォルダーそのものが削除されるわけではない。

コントロールされたフォルダーアクセス 8
「アプリをコントロールされたフォルダー アクセスで許可する」の画面。
イマイチわかりにくいけど保護しているフォルダー・ファイルを書き換えても良いアプリを登録するみたい。

コントロールされたフォルダーアクセス 9
動画再生アプリのVLCを登録してみた。VLCで保護中のフォルダを書き換えさせたくないと思ったら[削除]する。

コントロールされたフォルダーアクセス 10
許可していないアプリ(上の画像の例ではWindowsのペイント)で保護中のフォルダに画像ファイルを保存しようとした。
画面右下に警告画面が出た。かつ、保護中のフォルダにはファイルを保存できなかった。たしかに機能はしているみたい。
1つ前の画面の文言からするとWindowsに最初から入っている「ペイント」はマイクロソフトがフレンドリと特定したアプリじゃないってことね。っていうか「フレンドリと特定したアプリ」というのがわからん。

これでランサムウエアから本当にフォルダ・ファイルが守られるのかは手持ちにランサムウエアが無いので確認できていないけど本当に大丈夫?大幅に使い勝手が悪くなるだけじゃない?
まぁデフォルト無効で使いたい人だけが有効にするものだろうからVista時代に蛇蝎のごとく嫌われたUACみたいなことにはならないとは思うけど。

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