激安のADS-B用バンドパスフィルタ+ローノイズアンプ

電波を受信するには、アンテナとレシーバーが必要だが、その間にはローノイズアンプ(LNA)とバンドパスフィルタ(BPF)があった方が良い。低い周波数なら要らないのかもしれないけど。
なので、おもちゃのAMラジオにはLNAもBPFも入っていないかもしれないけど、例えば現代人の必須アイテムでいえば携帯電話(スマホ)には中に必ず入っている。

今回はホビーとしてADS-B(1090MHz)を受信ということで、一応極超短波だけど信号の取りこぼしがクリティカルなものでもないし、感度命でもないのでLNAもBPFも無ければ無しで構わないかもしれないが、近くに飛行場や飛行機の航路があるわけでもない糞田舎(実家)で性能の怪しいモノを寄せ集めて使う予定ということで一応用意することにした。

  • LNAは受信した信号の特に弱い方を増幅させるもの。
  • BPFは受信したい周波数以外の部分、今回で言えばADS-Bの1090MHz近辺以外の低い・高い周波数の信号をカットする(減らす)もの全般。
  • SAW(Surface Acoustic Wave =表面弾性波)フィルタはBPFの1つ。製品としては小型チップなので邪魔にならない。ただし熱が出る。お値段はそれなりに高い。

今回はAliExpressで893円送料無料(購入時)で販売されている激安製品を見つけたのでそれを購入。BPFとLNAを別々に購入するのもアリだろうけど接続にアダプタが必要になることが多く、しかも安くはないので大型とはいえこれで良いかと思った。こういうノウハウの塊のようなアナログなものの中華機材が実際に使い物になるのかは不明。「なんちゃって」な造りでないことを祈る。
BPFがチップではなくて基板のパターンで巨大なので設置には工夫が必要。

この製品はおそらくこの話が元でGitHubの資料を元にして作っているもの。どこまで正しく再現されているかは不明。RTL-SDR.comにも書かれている。

パンドパスフィルタ+LNA 1
届いたのはペラペラの袋。袋の内側には一応薄いプチプチが付いていたけど。

パンドパスフィルタ+LNA 2
中身はこれだけ。ペラ紙も入っていない。
ジップ付きの袋に基板が入っている。

パンドパスフィルタ+LNA 3
これがBPFとLNAの基板。基板の大きさは105x45.7mm。
基板の右端以外の大部分を占める複数のU型パターン(ヘアピンライン)のところがBPFで、右側のADS-B FILTER+LNAと書かれているところから右側がLNA。中心周波数が高ければ小型化できるのだろうが、今回は1090MHzということでBPFが結構大きめ。パスレンジは1000〜1200MHzということになっている。 LNAの電源は8cmほどの赤黒ケーブルになっている。

パンドパスフィルタ+LNA 4
裏側は何もない。

パンドパスフィルタ+LNA 5
LNA部分の拡大。とてもシンプル。

パンドパスフィルタ+LNA 6
基板の両端にあるSMA端子は共にメスなのでアンテナとの間に「オス-オス」のアダプタかケーブルが必要になる筈。
なお、SMA端子は通常のオス・メスの他にピンの付き方が逆になったRP-SMAのオス・メスがあるので注意。つまり端子の形は4種類。Wi-Fiアンテナ用のケーブルや端子はこのRP-SMAだったりするので間違って購入するとつながらない(ことがある)。でも、Wi-Fi用は何故か安いので理解して買うのはアリ。

AliExpressの商品説明ページによるとLNAへの電源は5Vで45mAと書かれている。これが意味が解らなくて、45mAの消費(0.225W)になりますよということなのか、45mA以上かけないとダメということなのか、45mAまでしかかけてはいけないということなのか。
5Vとしか書いていなければ特に気にならなかったのだが、ド素人なのでよくわからない。とりあえず、中間を取って15mAの定電流ダイオード3つを並列にして5V 180mAのACアダプタ(microUSBのBluetoothイヤホン用)との間に挟むつもり。正しい意味がわかる人がいれば教えていただけるとありがたいです、はい。

上のリンクから辿れるページに書かれているLNAの説明によると、同軸ケーブルから給電する場合(Bias Teeで同軸ケーブルに給電している場合)、R2を取り除き、C2を取り除いてそこ(C2部分)をジャンパすれは良いらしい。そのLNAと今回購入した基板のLNAが完全に同一であるか確認の必要あり。でも、それだとアンテナ側がBPFになるんだけどそれで良いのかしら?損失はあるけど要らない周波数を減らしてから増幅?
このBPF+LNAを作った人は(試験の結果?)フィルタの後にLNAを置いた方が性能が出ると考えているようです。

まだ、アンテナもケーブルも届いていない(配送がYANWENだらけ)のでいつになったら使えるようになるか判らないが、とりあえずこのBPF+LNAは付けずに受信してみて、次に取り付けてどれくらいの効果があるか様子を見る予定。
具合が良いようであれば、50mmの塩ビパイプに入れてアンテナ直下に固定予定。実際には逆で、このフィルタ+LNAの基板を入れた塩ビパイプに蓋をしてそこにアンテナを固定することになる筈。

AliExpressで注文した商品が届くまでの追跡

AliExpressで購入した商品の配送を追跡 1
AliExpressにログインした状態で、右上の胸像のアイコンをクリック。
[My Orders]が購入履歴。注文が確定したら全てここに入る。
購入済みの商品リストが表示されるので、配達が完了していない商品の右列にある[Track order]を押す。
右列が空白の場合は配達済みでかつ利用者が受領を確認[Confirm Goods Received]している。

AliExpressで購入した商品の配送を追跡 2
[Track order]を押すと表示される画面。
上部に出荷から配達までのステータスがわかり易く表示される。(オレンジ色が進捗を示す) ステータスの下は配送のステータスが変わった際に履歴になって、それが表示される。

通常の配送だとこの画面の履歴とは別に上部のステータスに表示されるGlobal Order Trackingからも詳細な履歴を閲覧できる。(追跡番号をコピーして貼り付けて検索) Global Order Trackingでの検索は元の追跡番号を使う。付け替えた追跡番号では検索できないことが多いかと。

運送会社(運送便)が標準的なのであれば表示されないが[View original Information]というボタンが履歴の下に表示される場合は要注意。AliExpressでの買い物に慣れていれば、その下に追跡番号と共に表示されるLogistics company(運送会社)を見ると予想できるかも。

以前は中国国内の運送などで日数がかかる、または航空機・船への積み込み待ちで日数がかかることが多く、上の図の「出荷」と「発送国を出発」の間が長いことが多かった。つまり、「発送国を出発」のステータスを通過すれば後は数日で受け取ることができると予想できた。
最近は複数の運送会社が入っているようで、「発送国を出発」のステータスを超えてから「目的地の国に到着」の間が恐ろしく日数がかかることが増えている。運送便の振替えが行われているようで、元の追跡番号で追跡できないことも多い。

AliExpressで購入した商品の配送を追跡 3
[View original Information]を押すとステータス変更履歴の詳細が表示される。
ここで、Destination country post, number XXXXと表示されているとおそらく運送便が変わって新しい追跡番号が振られている。
運送会社によっては、以降は新しい番号でしか追跡できない場合と、元の追跡番号と新しい追跡番号で追跡できる場合と、元の番号でしか追跡できない場合と、元の追跡番号も新しい追跡番号も使えない場合がある。正直困る。

以後もこの追跡ページでステータスが変わるならこの画面をときどき覗けば良い。
ステータスが全く変わらなくなったら、違う荷物の追跡サイトを利用する。


https://www.aftership.com/ja/couriers/
https://www.trackingmore.com/ja.html

荷物の追跡サイトはたくさんあるが、今回はaftershipを使ってみた。

AliExpressで購入した商品の配送を追跡 4
https://www.aftership.com/ja/couriers/を開くと追跡番号(荷札番号)の入力ページが表示されるので先に見た新しい番号を貼り付ける。
[Track]ボタンを押す。

AliExpressで購入した商品の配送を追跡 5
追跡番号の形式が嵌まる複数の運送会社が表示された。
AliExpressの追跡画面で運送会社(運送便)がYanwen Economic Air Mailと表示されていたのでリストから[Yanwen]を選択する。
YANWENは北京燕文物流有限公司という中国の配送業者。最近はAliExpressで送料無料の商品を注文するとここが使われることが増えてきた。
そして、YANWENになると日本に届くまで恐ろしく日数がかかることが多いので嬉しくはない。まぁ、数十円の商品をたった1つだけ買って送料無料で送らせているのだから最低限届けば文句は言えないんだけど。

AliExpressで購入した商品の配送を追跡 6
YANWENが引き受けてからの履歴が表示される。ちなみに上の画像は2019年7月1日に表示したもの。YANWENの記録上は受け付けて仕分けして出発したとされる6月21日から10日間停まっている。
そして先に見たAliExpress上で表示されていた履歴では6月22日が記録されているということはYANWENの情報で追跡するよりAliExpress(Global Order Tracking)や他の郵便追跡サイトで元の追跡番号(荷札番号)で見た方が良さそうということになる。

YANWENが引き受けたら日本までYANWENが送るのかというと、そうではなくて大抵は(全ては?)さらに違う便に変わる。最近はTaiwan Postが多い気が。荷札番号がXXxxxxxxTWだとTaiwan Postかな。これが遅いのかな。さらにTaiwan Postで最初のアルファベット部分が2文字でUBだとほぼ(全て?)追跡不能なので本当に困る。 上の画像では追跡番号の最初がWPAFだが、これはCambodia Postの追跡番号。カンボジア経由なので遅いのね。

大きな商品で日本国内の配送が郵便ではなく宅配便になったときもその宅配業者の追跡番号(荷札番号)が表示されることがある。これは宅配業者のウェブサイトで荷札番号を入力することで追跡できる。
便が振り替わった場合はGlobal Order Trackingでもその追跡番号が表示され(ることがあ)る。

AliExpressで購入した商品の荷札 1
これは配送にYANWENが使われた荷物。荷札の右側を見ると別の紙が下にあって、上から荷札が貼られている。下側の紙はインボイスではなく荷札。つまり、途中で別便になっている。

AliExpressで購入した商品の荷札 2
荷札を拡大。カンボジア郵便の荷札でした。バーコードの下がWPAFで始まっていてAliExpressの運送履歴で見た番号だった。これで日本に送られるのね。で、この便は追跡できないっぽい。カンボジア郵便の荷物追跡のウェブサイトで荷札番号を入れても存在しない扱いだった。

AliExpressで購入した商品の荷札 3
こちらは中国郵政の荷札。以前はこれが多かったと思う。便の種類は不明。

AliExpressで購入した商品の荷札 4
こちらも中国郵政の荷札で、これはePacketというやつ。最近は安くて軽くて小さな商品を買うと、このePacketが多いかな。ちなみにこの荷札、袋のシワを無視して、しかも斜め45度に貼ってあって雑さかげんにびっくり。(よくあるけど)

AliExpressで購入した商品の荷札 5
これもePacketだが、「要追跡入力」の紙が上から貼られている。これは日本の郵便局が貼ったもの。海外番号とは別に国内番号を発行している。中身は30円未満で送料無料なのに手間かけてるなぁと。

普通の中国の通販だとAliExpressより商品価格が安いけど送料が高め。AliExpressはその逆で送料が格安だったり無料もかなり多い。(その分?商品の小売価格がちょっと高い傾向)
この「送料無料」は国際郵便の穴を使っているので到着国の郵便会社にとっては迷惑この上ないもの。日本でも問題になっている。でも、利用者の側からすると10円20円の物を買うのに送料数百円も払ってられるかというのがあるので難しいところよね。

アディソン空港で離陸中の自家用機が格納庫に激突

2019年6月30日9:10(米CDT)頃、テキサス州ダラスのアディスン空港からの離陸中に、Beechcraft 350 Super King Air 350が格納庫に衝突し火災が発生した。搭乗していた10人の乗客乗員は死亡した。
フロリダ半島の西岸にあるアルバート・ウィテッド空港(St. Petersburg Albert Whitted Airport)に向かう予定だったよう。

墜落したBeechcraft 350 Super King機の軌跡
Flightradar24で見たN511FF(N511FFは間違いでN511EFが正しい?)のADS-Bでの軌跡。正しい軌跡ではないかも。
離陸滑走し、空中に浮き上がってから滑走路を外れて格納庫の上部(屋根)に突っ込んだ?
最後の記録では高度625フィート(190メートル)になっているのでこれが間違っていなければ離陸から一気に急上昇して(失速して?)ほぼ真下に落ちたことになる。1000メートル弱の滑走+飛行でそこまで急上昇する能力がこの機体にあるのかは不明。

合っているかは不明だけど、おそらくこの建物のちょうど見えている正面の屋根部分に激突して中に落ちて炎上したっぽい。