Prometheus2とGrafana6によるシステム監視 シングルボードコンピュータの温度表示

Node ExxporterのデータをGrafanaで表示 1

「がとらぼ」の中の人の環境は、インターネットに公開するサービスを提供するサーバは基本的にFreeBSD、LAN内の自分専用機材はLinuxという住み分け。逆もそれぞれ少しずつ混じってるけど。
で、LAN内のLinuxは、PCで動いているもの以外に、シングルボードコンピュータが数枚。それらは「がとらぼ」でも記事を書いたRaspberry Pi ZeroWとかNanoPi NEO/NEO2とかOrangePiとかエトセトラ・エトセトラ・エトセトラ。(ユル・ブリンナー風)

動かす機材が増えるとLANであっても監視するようにしておかないと、知らない内に停まってたり、リソースが不足して調子が悪くなってたりで困ることに。ホストに仕込んでいるシステム監視用エージェントのNode Exporterは簡単にシステムの各種情報を拾ってくれるが、シングルボードコンピュータ(Linux)のメトリクス値の元ネタの在り処がPCのLinuxとはちょっと違うので、PCのLinuxから情報取得することを想定していると思われるNode Exporterの素の状態では取れない値がある。
前回、FreeBSDでメトリクス名が違う場合にPrometheusでそれを読み替えるというのをやったが、今回は普通にNode Exporterを動かしただけだと取れない値を取得する。
シングルボードコンピュータで特に監視したいのはストレージ(MicroSDカード)の空き容量とメモリの使用状況とCPUの温度。この中でNode Exporterでは普通に取得できないのがCPUの温度。シングルボードコンピュータは、理想的な排熱が行われない環境で使うことがあるので、温度の監視は重要。油断してるとCPUがアッチッチになってハングアップしたり、勝手にクロック落ちてノロノロになったりで良いことはない。そこで、今回はシングルボードコンピュータのCPU(SoC)の温度をNode Exporterで取るのだけやる。

Node Exporterの設定

Node Exporterは外部ファイルを読んでメトリクスとして出力する機能を持っている。ただし、外部ファイルの中身はメトリクスの形式を満たしていないといけない。つまり、適切な形式で書いた外部ファイルを用意したら、Node Exporterがそれも一緒に出力しますよというもの。
外部ファイルは普通のPC版のLinuxなら、/var/lib/node_exporter/textfile_collector 辺りに置くことになると思われる。しかし、シングルボードコンピュータのストレージは綿菓子並に耐久性の無いmicroSDカードだったりするので、迂闊に普通のファイルシステムを書き換えまくるとmicroSDカードが速攻でぶっ壊れて使えなくなるのでこのディレクトリは避けたい。また、そこに置くファイル自体は、その瞬間の情報だけであって、それを長期保存する必要は1㍉もない筈。なので、tmpfsの/tmp あたりが無難かしら?そこで、/tmp/node-exporterというディレクトリを使うことにする。(拡張子.promのファイルしか読まないらしいので、専用ディレクトリでなくても良さそう。単に/tmpでも良いかも。)

Node Exporterの設定ファイルはLinuxのパッケージでインストールしていればDebian系のディストリビューションなら/etc/default/prometheus-node-exporter、自分でインストールした場合はサービス起動用のファイル /lib/systemd/system/node-exporter.service などに記載したPathになる。/etc/node-exporterとかetc/node_exporterとかその辺りが多いかしら?
そのファイルでARGSを指定するはずなので、その値に--collector.textfile.directory設定を追加する。今回は使用するディレクトリを/tmp/node-exporterにすると決めたので--collector.textfile.directory=/tmp/node-exporterのように書く。(下)

/etc/default/prometheus-node-exporter (変更)
ARGS="--no-collector.nfsd --no-collector.nfs \
      --no-collector.systemd --no-collector.sockstat --no-collector.timex \
      --collector.textfile.directory=/tmp/node-exporter"

黄色部分が今回の追加部分。その他の指定は好みで。大抵は出力不要なコレクタを指定する筈。途中で改行する場合は行末に \ (バックスラッシュ)を付ける。もちろん全て1行で書いても構わない。

Node Exporter本体側の設定はこれだけ。

サービスを再起動する。(これは何時でも任意で)

$ sudo service prometheus-node-exporter restart

サービス名はDebian系パッケージならprometheus-node-exporterだが、手動でインストールした場合は/lib/systemd/system/の中のNode Exporterサービス用のファイル名から.serviceを除いたもの。

温度の出力

Node Exporterが利用する外部ファイルの中身はNode Exporterのメトリクスの形式を満たした状態でなくてはならないらしい。
なので、CPUの温度であれば以下のようなのを出力すれば良いっぽい。

# HELP node_hwmon_temp_celsius CPU temperature
# TYPE node_hwmon_temp_celsius gauge
node_hwmon_temp_celsius 41.53

これは温度を1つだけ摂氏で出力するもの。通常のPC版Linuxであればhwmonコレクタで取得する値。
おそらく、シングルボードコンピュータの場合はコアが複数のSoCであっても温度は1つしか取得できないだろうからこんな感じのファイルを作れば良いはず。

# HELP node_hwmon_temp_celsius CPU temperature
# TYPE node_hwmon_temp_celsius gauge
node_hwmon_temp_celsius{cpu="0"} 37.9
node_hwmon_temp_celsius{cpu="1"} 37.9
node_hwmon_temp_celsius{cpu="2"} 38.9
node_hwmon_temp_celsius{cpu="3"} 38.9

コア毎に複数の温度を計測できるCPUの場合は上のような形式になるので、このような内容でファイルを出力するようにすれば良いはず。

今回はシングルボードコンピュータ用に1つの温度だけ求めることにする。
そして、温度を取得して整形して/tmp/node-exporter/node_hwmon_temp_celsius.prom というファイルに吐き出させたい。
CPUの温度はシングルボードコンピュータのDebian系Linuxなら /sys/class/thermal/thermal_zone0/temp を参照すれば判る。
それを1分毎にcronで実行したい。それだけ。

/usr/local/bin/get_temperature.sh (新規作成)
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#!/bin/sh
met="node_hwmon_temp_celsius"  #出力するメトリクス名
dir="/tmp/node-exporter/"   #出力ディレクトリ
ctemp=$( cat /sys/class/thermal/thermal_zone0/temp )  #CPU温度取得
otempa="`expr $ctemp / 1000`"
otempb="`expr $ctemp % 1000`"
otemp="${otempa}.${otempb}"
line1="# HELP ${met} CPU temperature"
line2="# TYPE ${met} gauge"
/bin/echo "${line1}\n${line2}\n${met} ${otemp}" > ${dir}${met}.prom.$$
/bin/mv ${dir}${met}.prom.$$ ${dir}${met}.prom
/bin/chmod 666 ${dir}${met}.prom    #出力ファイルのパーミッション指定

ボーンシェルのスクリプトにしたのは、BSD/Linuxほぼ全ての環境でも動くから。Linuxだと/bin/shの実体はdashが多いようだけど、問題なく動く。
変数を${変数名}形式にしてるのは編集のときにわかりやすいから。
最後の方で出力ファイルを直接上書きでなくて、別ファイルに出して移動させてるのは、以前のbeatsでは直接上書きだと値の更新(ファイルこの更新)を認識してくれなかったから。Node Exporterはどうか知らないけどbeats用と同様にした。
やってることに特に意味はないので好きに書き換えて下さい。

$ sudo chmod +x /usr/local/bin/get_temperature.sh

パーミッションを実行可にしておく。誰が何度実行しても構わないてので全ユーザー実行可能な+xで指定。

気を付けたいのは出力したファイルとファイル置き場の/tmp/node-exporterディレクトリがNode Exporterから読み取り可能なパーミッションでなくてはならないこと。当然だと言えばそうだけど、これが意外とやっかい。
そこで、/etc/rc.localに起動時に自動的にディレクトリを作らせるようにする。1分毎の実行スクリプト側では余計なことはやらせない。

/etc/rc.local (exit 0の前に2行挿入)
/bin/mkdir /tmp/node-exporter
/bin/chmod 777 /tmp/node-exporter
/etc/crontab (1行追加)
*  *    * * *   root    /usr/local/bin/get_temperature.sh >/dev/null 2>&1

cronで1分ごとに実行するようにする。
なお、volumio2の場合は標準状態ではcronがインストールされていないので/etc/crontabを編集する前にcronをインストールする。

$ sudo apt install cron

volumioでcronのインストールはこんな感じで良かった筈。インストール前のパッケージ名確認はapt-cache search cron でも打って下さい。

/etc/crontabは保存したらそれで適用になるのでこれで1分ごとに/tmp/node-exporter/node_hwmon_temp_celsius.promが出力されていることと、ファイルのタイプスタンプが1分ごとに新しくなることを確認する。

ブラウザでそのホストのポート9100のmetricsを開く。 要するにhttp://IPアドレス:9100/metrics を見る。で、たくさんのメトリクスの中に混じって温度が出力されていることを確認する。

Grafanaで温度のグラフを暫く眺めて、温度が変化することを確認する。
温度のグラフは、前から紹介しているhttps://grafana.com/dashboards/1860のテンプレートでは下部で折りたたまれているSystem Detailを開き、その最後のグラフ。

Node ExxporterのデータをGrafanaで表示 2

この温度はNanoPi NEO(無印)で、NTPサーバとNode Exporterだけが動いている。ほぼ仕事はしていないのでだけ、CPUの使用率は0.2%程度。せっかくのH3 SoCが宝の持ち腐れ?
金属ケースに格納したけど、SoCが仕事をしていないのとヒートシンクが付いているのとヒートシンクからケースに熱が逃げるのが効いているのかほぼ気温と変わらないという良好な結果。

Node ExxporterのデータをGrafanaで表示 3
この温度はRaspberry Pi Zero Wで、Volumioが24時間ウェブラジオを再生している。ちなみにこの記事の最初の画像も同じRaspberry Pi Zero W + Volumio。
普通ならRaspberry Pi Zero Wは大して熱くならない筈。しかし、DACと一緒に金属ケースに入れたので自然空冷できないのに発熱するチップ自体にはヒートシンクも何も付けていないのと、さらに、その金属ケースごと電波を外部に出さないための小さな電波のシールドボックスに入れていて熱の逃げ場所が無いということもあってNanoPi NEOよりだいぶ熱くなっている。とはいえ、50度は下回っているのでそんなに心配するほどでもないかなと思う。

ADS-Bの受信用に最近手に入れたOrange Pi Zero Plusは屋外の塩ビパイプの中で稼働という悪い環境で、暑い日中にCPU温度が70度越えてて心配してたんだけど、3日ほど前から無事死亡している模様。通信が途切れる直前までのGrafanaのグラフは特に突然何かが変化したとかはなかったが、電源プラグを挿し直して貰っても復活しないので、どうなっているのか週末に確認しに行く予定。
この記事は9月初旬に公開したつもりが公開し忘れていたものです。

関連記事:

低価格Androidスマートフォン2019年秋 OPPO

低価格スマートフォンで今回はOPPO。OPPOはまぁまぁ有名なメーカーだと思う。それと、OPPOのインド向けブランドのrealmeも一緒にする。OPPOとrealmeで大して違いがないモデルがあったらrealmeの方が安い印象。だから買うならrealmeかな。

OPPO K3

価格: US$350(37,800円)程度 (割引期間中 $273, 29,500円)
SoC: Qualcomm Snapdragon 710
RAM: 6GB 他に8GBタイプ有り
ストレージ: 64GB 他に128GB 256GBタイプ有り
画面: 6.5インチ FHD+ (2340 x 1080px) AMOLED
SIMスロット: デュアル
カメラ(外): 2カメラ 1600万画素+200万画素
カメラ(内): 1600万画素
バッテリー: 3765mAh
重量: 191g
USB: Type-C
初期OS: Android 9.0
認証: 技適認証済のようです
通信バンド: GSM 省略
3G: WCDMA 1 /5 /8
4G: TDD-LTE 34 /38 /40 /41
4G: FDD-LTE 1 /3 /5 /7 /8
Wi-Fi: IEEE802.11 a/b/g/n/ac
Bluetooth: 5.0
Antutuスコア: 166000程度

実売価格がぎりぎり3万円以下ということで低価格機に入れましたが、ミドル機種です。醜い画面のノッチを廃してポップアップするカメラを搭載した美しいデザインでお値段以上の魅力を感じます。携帯電話の対応バンドが少し少ない点を除いて隙きの無い出来が流石です。(ソフトウエアの完成度は除く)

(OPPO) realme 3 pro

価格: US$256(27,700円)程度 (割引期間中 $230, 25,000円)
SoC: Qualcomm Snapdragon 710
RAM: 6GB
ストレージ: 128GB
画面: 6.3インチ FHD+ (2340 x 1080px) IPS
SIMスロット: デュアル
カメラ(外): 2カメラ 1600万画素+500万画素
カメラ(内): 2500万画素
バッテリー: 4050mAh
重量: 172g
USB: Micro USB
初期OS: Android 9.0
認証: 技適未確認
通信バンド: GSM 省略
3G: WCDMA 1 /2 /4 /5 /8
4G: TDD-LTE 38 /39 /40 /41
4G: FDD-LTE B1 /2 /3 /4 /5 /7 /8 /20 /28
Wi-Fi: IEEE802.11 a/b/g/n/ac
Bluetooth: 5.0
Antutuスコア: 166000程度

(OPPO) realme X

価格: US$220 (23,800円)程度
SoC: Qualcomm Snapdragon 710
RAM: 4GB 他に6GB, 8GBタイプ有り
ストレージ: 64GB 他に128GBタイプ有り
画面: 6.5インチ FHD+ (2340 x 1080px) AMOLED
SIMスロット: デュアル
カメラ(外): 2カメラ 4800万画素+500万画素
カメラ(内): 1600万画素
バッテリー: 3765mAh
重量: 191g
USB: Type-C
初期OS: Android 9.0 (日本語対応は不明)
認証: 技適未確認
通信バンド: GSM 省略
3G: WCDMA B1 /4 /5 /8
4G: TDD-LTE 34 /38 /39 /40 /41
4G: FDD-LTE 1 /3 /4 /5 /8 /20
Wi-Fi: IEEE802.11 a/b/g/n/ac
Bluetooth: 5.0
Antutuスコア: 155000程度(低くないかしら?)

OPPOのサブブランドのRealmeだが、OPPO K3の姉妹機。スペックは殆どOPPO K3と同じだがカメラ性能が増強されている。代わりにこのモデルはmicroSDカードが使えない。また、一番下のバリエーションモデルはメモリが4GBになる。
携帯電話の対応バンドが少し少ない点を除いてはバランスの良い機種。

(OPPO) realme X Lite

価格: US$170 (18,400円)程度
SoC: Qualcomm Snapdragon 710
RAM: 4GB 他に6GBタイプ有り
ストレージ: 64GB 他に128GBタイプ有り
画面: 6.3インチ FHD+ (2340 x 1080px) AMOLED
SIMスロット: デュアル
カメラ(外): 2カメラ 1600万画素+500万画素
カメラ(内): 2500万画素
バッテリー: 4050mAh
重量: 172g
USB: Type-C
初期OS: Android 9.0 (日本語対応は不明)
認証: 技適未確認
通信バンド: GSM 省略
3G: WCDMA B1 /4 /5 /8
4G: TDD-LTE 34 /38 /39 /40 /41
4G: FDD-LTE 1 /3 /4 /5 /8
Wi-Fi: IEEE802.11 a/b/g/n/ac
Bluetooth: 5.0
Antutuスコア: 155000程度(低くないかしら?)

フロントカメラのポップアップは無く画面にティアドロップ型のノッチが入る。その分お値段がお安め。この価格でSnapdragon 710はお得かも。そして、画面が一回り小さいので重量も軽め。このモデルは、リアカメラよりもフロントカメラの方が解像度が高い。自撮り向け?
携帯電話の対応バンドが少し少ない点を除いてはバランスの良い機種。この価格でSnapdragon 710はお得かも。

OPPO A9

価格: US$260(28,100円)程度 (割引期間中 $209, 22,500円)
SoC: Mediatek Helio P70
RAM: 4GB 他に6GBタイプ有り
ストレージ: 128GB
画面: 6.5インチ FHD+ (2340 x 1080px) 方式不明
SIMスロット: デュアル
カメラ(外): 2カメラ 1600万画素+200万画素
カメラ(内): 1600万画素
バッテリー: 4020mAh
重量: 190g
USB: Micro USB
初期OS: Android 9.0
認証: 技適未確認
通信バンド: GSM 省略
3G: WCDMA 1 /5 /8
4G: TDD-LTE 34 /38 /40 /41
4G: FDD-LTE 1 /3 /5 /8 /20 /28
Wi-Fi: IEEE802.11 a/b/g/n/ac
Bluetooth: 4.2
Antutuスコア: 145000程度

特にこれといった特徴がない?realme X Liteやrealme 3と比べてしまうとどうしてもお値段が高く感じてしまう。メインブランドの製品が霞むってどういう位置付けなのかしら?

(OPPO) realme 3

価格: US$150(16,200円)程度 (割引期間中 $136, 14,700円)
SoC: Mediatek Helio P70
RAM: 3GB 他に4GBタイプ有り
ストレージ: 32GB 他に64GBタイプ有り
画面: 6.2インチ HD+ (1520 x 720px) 方式不明
SIMスロット: デュアル
カメラ(外): 2カメラ 1300万画素+200万画素
カメラ(内): 1300万画素
バッテリー: 4320mAh
重量: 175g
USB: Micro USB
初期OS: Android 9.0
認証: 技適未確認
通信バンド: GSM 省略
3G: WCDMA 1 /5 /8
4G: TDD-LTE 38 /40 /41
4G: FDD-LTE 1 /3 /5 /8
Wi-Fi: IEEE802.11 b/g/n
Bluetooth: 4.2
Antutuスコア: 137000程度

この価格でHelio P70なので嬉しいところだが、画面がHD+なのと携帯電話の対応バンドが低いことWi-Fiが2.4GHzしか使えないことが気になるかもしれません。つまり、SoCだけがミドルクラスで他がエントリクラスなモデル。ちょっと変わっているけどそういうのが欲しいという人もいるのかも。

(OPPO) realme C2

価格: US$110(11,900円)程度 (割引期間中 $98, 10,600円)
SoC: MediaTek Helio P22
RAM: 2GB 他に3GBタイプ有り
ストレージ: 16GB 他に32GBタイプ有り
画面: 6.1インチ HD+ (1560 x 720px) 方式不明
SIMスロット: デュアル
カメラ(外): 2カメラ 1300万画素+200万画素
カメラ(内): 500万画素
バッテリー: 4000mAh
重量: 166g
USB: Micro USB
初期OS: Android 9.0
認証: 技適未確認
通信バンド: GSM 省略
3G: WCDMA 1 /5 /8
4G: TDD-LTE 38 /40 /41
4G: FDD-LTE 1 /3 /5 /8
Wi-Fi: IEEE802.11 b/g/n
Bluetooth: 4.2
Antutuスコア: 76000程度

SoCがHelio P22なので遅いです。画面がHD+なのと携帯電話の対応バンドが低いことWi-Fiが2.4GHzしか使えないことも気になるかもしれません。つまり、全てがエントリクラスなモデル。その割に1万円を下回らないので割高感が少し。でも、エントリモデルでAndroid9.0。
ただし、Android9.0ベースのOSでメモリが2GBだと少しキツイかなという気がするので、買うのであれば3GBメモリのモデルが良いかもしれません。

realmeの公式サイトを見るとベースがrealme 3でSoCがMediaTek Helio P70からMediaTek Helio P60にダウングレードしたrealme 3iというモデルがあるようですが、AliExpressで販売がなかったので価格がわかりませんでした。P70とP60では大きく性能が変わるわけではなさそうですが、常識的にはrealme 3より安いエントリモデルの価格だと思います。
また、Snapdragon712を搭載したミドル機種(このページ内の機種では一番高性能)のrealme 5 ProとSnapdragon 665を搭載したrealme 5 (OPPO A9程度の性能)という新製品もAliExpressでは扱いがありませんでした。
グローバル販売はされるのでしょうか?なければ公式サイトの通信販売を使うことになると思いますが、日本に発送してくれるのかはよく知りません。もちろん技適の問題もあります。

現在販売されているOPPO (realme)のスマートフォンはこのページではAndroid 9.0のような書き方をしていますが、AndroidのカスタムOSであるColorOSというもの。下品ではないけどちょっとクセがあるのと挙動がおかしい問題が・・・(あるという話を聞いた)。
見た目がスマートだし機械のスペックも良いので個人的には嫌いではないんだけど、ソフトウエアがハードのスペックに追いついていないのかな。ピュアAndroidの方が嬉しいかも。

低価格Androidスマートフォン2019年秋 Ulefone

安いスマートフォンのUlefone

安価な中華スマホとして、最近ちょこちょこ名前を見かけるようになったけど、正直どんな機種があるのかは知らなかったので、少し調べてみた。

Ulefone T2

価格: US$375(40,500円)程度 (割引期間中 $270, 29,160円)
SoC: MediaTek Helio P70
RAM: 6GB
ストレージ: 128GB
画面: 6.7インチ FHD+ (2280 x 1080px) 方式不明
SIMスロット: デュアル
カメラ(外): 2カメラ 1600万画素+800万画素
カメラ(内): 800万画素
バッテリー: 4200mAh
重量: 197g
USB: Type-C
初期OS: Android 9.0
認証: 技適認証済のようです
通信バンド: GSM 省略
3G: WCDMA 1 /2 /4 /5 /8
3G: TDSCDMA: B34/B39 3G: CDMA EVDO: BC0/BC1 4G: TDD-LTE 34 /38 /39 /40 /41
4G: FDD-LTE 1 /2 /3 /4 /5 /7 /8 /12 /17 /19 /20 /28A /28B
Wi-Fi: IEEE802.11 a/b/g/n/ac
Bluetooth: 4.2
Antutuスコア: 146000程度

9月6日時点でリリースされている2019年モデルでは上位機種です。そして、最近出たばかりの新製品なのに安い。
画面がとても大きいけどバッテリー容量は普通。そこが心配ではある。
カメラの画素数は欲張っていないけど、十分普通なので問題ない筈。というか、小さいセンサーで画素数凄いのは光が取れなくて色薄くなりがちだから嫌い。
Ulefoneの他のモデルと比べると「がとらぼ」の中の人にはスペックと価格が高すぎで、あまり買いたいとは思いませんでした。

Ulefone Power 6

価格: US$200 (21,600円)程度 (割引期間中 $160, 17,300円)
SoC: MediaTek Helio P35
RAM: 4GB
ストレージ: 64GB
画面: 6.3インチ FHD+ (2280 x 1080px) 方式不明
SIMスロット: デュアル
カメラ(外): 2カメラ 1600万画素+200万画素
カメラ(内): 1600万画素
バッテリー: 6350mAh
重量: 207g
USB: Type-C
初期OS: Android 9.0 (言語リストに日本語対応ありを確認)
認証: 技適未確認
通信バンド: GSM 省略
3G: WCDMA 1 /2 /4 /5 /8
4G: TDD-LTE 40
4G: FDD-LTE 1 /2 /3 /4 /5 /7 /8 /12 /17 /18 /19 /20 /25 /26 /66
Wi-Fi: IEEE802.11 a/b/g/n/ac
Bluetooth: 5.0
Antutuスコア: 85000程度

バッテリー容量が大きく充実したスペック。ただし、SoCはP35で性能低めなので価格で考えると少し選びにくいかも。
Wi-FiやBluetoothが気になる人には良い機種。

Ulefone Note 7P

価格: US$120 (13,000円)程度 (割引期間中 $80, 8,700円)
SoC: MediaTek Helio A22
RAM: 3GB
ストレージ: 32GB
画面: 6.1インチ HD (1280 x 600px) 方式不明
SIMスロット: デュアル Nano + Micro
カメラ(外): 2カメラ 800万画素+200万画素
カメラ(内): 500万画素
バッテリー: 3500mAh
重量: 179g
USB: Micro USB
初期OS: Android 9.0 (言語リストに日本語対応ありを確認)
認証: 技適未確認
通信バンド: GSM 省略
3G: WCDMA 1 /5 /8
4G: FDD-LTE 1 /3 /5 /7 /8 /20
Wi-Fi: IEEE802.11 a/b/g/n/ac
Bluetooth: 5.0
Antutuスコア: 50000程度? (ネットでは45000〜65000程度の評価あり)

価格は安いが性能が低くバッテリー容量も小さい。また、画面解像度がHDより低いので選びにくいかも。
携帯用の電波のバンド対応は貧弱。Wi-FiやBluetoothが気になる人には良い機種。

Ulefone P6000 Plus

価格: US$125 (13,500円)程度 (割引期間中 $90, 9,800円)
SoC: MediaTek MT6739
RAM: 3GB
ストレージ: 32GB
画面: 6.0インチ HD+ (1440 x 720px) 方式不明
SIMスロット: デュアル Nano
カメラ(外): 2カメラ 800万画素+500万画素
カメラ(内): 200万画素
バッテリー: 6350mAh
重量: 213g
USB: Micro USB
初期OS: Android 9.0 日本語対応
認証: 技適未確認
通信バンド: GSM 省略
3G: WCDMA 1 /5 /8
4G: FDD-LTE 1 /3 /5 /7 /8 /20
Wi-Fi: IEEE802.11 a/b/g/n
Bluetooth: 4.0
Antutuスコア: 35000程度

バッテリー容量が大きなモデルだが、その分重い。性能も限られているが、一応Android9.0が動作するのに向いた3GBのRAMを搭載。画面の解像度はHDでノッチ無し。

Ulefone Note 7

価格: US$84 (9,100円)程度 (割引期間中 $60, 6,500円)
SoC: MediaTek MT6580
RAM: 1GB
ストレージ: 16GB
画面: 6.1インチ HD (1280 x 600px) 方式不明
SIMスロット: デュアル Nano + Micro
カメラ(外): 2カメラ 800万画素+200万画素
カメラ(内): 500万画素
バッテリー: 3500mAh
重量: 178g
USB: Micro USB
初期OS: Android 8.1(Go Edition) 日本語対応
認証: 技適未確認
通信バンド: GSM 省略
3G: WCDMA 1 /2 /5 /8
Wi-Fi: IEEE802.11 b/g/n
Bluetooth: 4.0
Antutuスコア: 21000程度

Note 7Pよりもさらに半分の性能でLTE非対応ということで、価格以前に購入対象から外れると思われます。Note 7Pと同じくバッテリー容量が小さくて画面解像度がHDより低いのが気になります。さらにNote 7PがAndroidのバージョンが9であるのにNode 7は8.1のGoエディションだというのは注意。

ごっついタフネスタイプのスマートフォンを求めていないので今回はArmor Seriesは無視。もちろん、そういうのが欲しいという人もいるだろうし、Ulefoneはアーマーシリーズが売りなのにそれを除外とかありえないという意見もありそうだけどスミマセン。

Ulefoneは安いだけではなくて、他のメーカーにはない面白い部分がちょこちょこと。この記事のスペックにはその部分を全く書いてないけど。Ulefoneは、入っているOSが素のAndroidらしいので変なUIで使い難いというのはないようです。2019年9月現在は全体的にスペックが低すぎる傾向があるように見えるけどアーマーシリーズ入れたらそうでもないのかな?とにかく要注目のメーカーです。